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油断したら
1部分:第一章
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「有り難う」
 彼等の言葉を受けて微笑み返すマーガレットだった。
「それじゃあ言葉に甘えて楽しませてもらうわ」
「おうよ、別嬪さんだし大歓迎だぜ」
「楽しくな」
 実際のところマーガレットは豊かなブロンドで奇麗な青い目をしており背は高くスタイルもかなりいい。顔立ちも垢抜けていてやはり都会の匂いのする美人だった。
 しかし彼女はもう牧場に入った。牧場での生活は確かに彼女に会っていた。彼女はその生活を楽しみ毎日を明るく過ごしていた。
「随分楽しんでるんだな」
「ええ」
 同じ牧場に務めているオスカーの言葉に笑顔で応える。木の小屋の中でジーンズとブーツをはき三叉で羊達の餌の牧草を掻き分けながら応えている。
「そうね、毎日が楽しくて仕方ないわ」
「それは何よりだよ」
 オスカーは彼女のその言葉を聞いて笑顔になった。

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