外伝〜英雄乱舞〜
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殿………!」
「オオオオオオオオオッオオオオオオオッ!!!!!!!!」
リウイ達の技を見た王国軍はカシウスを尊敬の眼差しで見つめ、メンフィル軍はリウイとウィルを尊敬の眼差しで見つめ、そしてメンフィル軍はそれぞれの武器を空へ掲げ、リウイ達を称える雄たけびを上げた!
「……この様子なら少なくても、ユイドラが低く見られる事はなさそうね。」
メンフィル軍の様子を冷静な表情で見ていたエリザスレインはセラウィに話しかけた。
「ええ。……フフ、早くセティ達にもこちらの世界を見せてあげたいです。……あの娘達も異世界の話を聞いたら、3人とも目を輝かせて凄く興味がある様子でしたし……」
エリザスレインの言葉にセラウィは微笑みながら頷いた。
「………大体の性格は母親達似だけど、そういう所だけは父親に似ているわね………………」
「フフ……ウィルの子供達の成長を考えると、いずれお前が産んだ子供もそうなるかもしれないぞ?」
「………黙りなさい。」
セラウィの話を聞いたエリザスレインは溜息を吐いた。また、アスモデウスの言葉を聞いたエリザスレインはアスモデウスを睨んで冷徹な口調で言った。
「リウイ殿、ウィル殿。………今回は本当にありがとうございました。」
一方戦闘が終了し、カシウスはリウイとウィルに頭を下げて感謝した。
「何。久しぶりに身体を動かせたしな。気にするな。それにお前との共闘………中々楽しませて貰えたぞ。」
「ハハ、気にしないで下さい。俺達は恩を少し返しただけですから。」
カシウスにお礼を言われたリウイは口元に笑みを浮かべ、ウィルは笑顔で答えた。
「………それより、ここからどうするつもりだ?本来お前はレイストン要塞か王都にいないと不味いのではないか?」
「ハハ、おっしゃる通りですが、大丈夫です。エステル達のお蔭で、単身こちらに来れたのですから。」
「?どういう意味だ?」
カシウスの言葉を聞いたリウイは不思議そうな表情をして尋ねた。そしてリウイの問いに答えるかのように、カシウスは懐から銃を出して、空へと銃弾を撃った。すると空に閃光が弾けた。すると少し時間が経つと、一人の竜騎士がロレント方面から飛んできて、カシウスの元に降り立った。
「………なるほど、2人の護衛部隊に配属されている竜騎士を利用したのか。」
降り立った竜騎士を見たリウイは納得した表情で頷いた。
「ハハ、”飛竜”というのは中々早くて助かります。……何度も手間をかけて悪いが、レイストン要塞まで頼めるか?」
「ハッ!」
リウイの言葉に苦笑しながら答えたカシウスは竜騎士に尋ね、尋ねられた竜騎士は敬礼をして答えた。
「………それでは私はこれで失礼し
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