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マヨネーズ女
4部分:第四章
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怒ってたの、昨日は」
「そういう理由だったの」
「まあ。普段の臨に戻って何よりね」
「それはね」
 このことは素直に安心して喜べることであった。彼等にとっては。
「じゃあ後はマヨネーズに乾杯して」
「仕事に戻ろうか」
「そうしましょう」 
 何はともあれこれで話は終わったのだった。臨はこの日の昼もマヨネーズをたっぷりとかけた御昼御飯を楽しんだ。少なくともマヨネーズがある時は実に幸せな顔の彼女であった。


マヨネーズ女   完


                  2009・8・17

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