日常
第4話 初の顔合わせ U
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
……主人公サイド……
軽巡洋艦を回った俺は……
座蒲郎「次は重巡だな」
機動部隊や任務でよく世話になる重巡洋艦を訪ねることにして足を運ぶ……
ーーーー
重巡達は駆逐艦達とは反対側の食堂の右奥に固まり、更に普通の重巡と航空巡洋艦とに別れている。
軽く見回す限りじゃあドイツ艦のプリンツ・オイゲンと、イタリア艦のザラとポーラは見当たらなかった。
高雄「あら、提督。初めまして…でしょうか?」
座蒲郎「1度ばかり秘書艦になってはもらってたけど…まぁ初めましてだね」
高雄「まぁ…そうですね」
最初は高雄型1番艦の高雄。空母主体の第二航空機動部隊での打撃役の重巡。
その隣に……
愛宕「やっほー、提督!」
座蒲郎「やっほー」
高雄型2番艦の愛宕。主に高雄と一緒に第二航空機動部隊で戦ってもらっているけど、今のところは軽母(軽空母)旗艦の機動部隊での状況偵察が主任務になりつつある。
けど忠実じゃあ高雄より先に進水したのがどうも腑に落ちない。
とはいえ……
愛宕「パンパカパーン♪!」
座蒲郎「パンパカパーン」
こっちでもキャラは変わらないみたい……まぁその方が愛宕らしいからいいけど……
高雄「合わせなくてもいいですよ、提督」
摩耶「そうだぞ、提督!そんなんじゃ、いつか誰かにぶっ殺されちまうぞ!」
座蒲郎「合わせるか合わせないかは、個人の自由だと思うけど……」
更に今度は高雄の向いに座る摩耶(改二仕様)が声を発した。
摩耶はその特性から高雄達とは違い、対空に優れた秋月型達の部隊になってもらっていて、摩耶を出撃させての対空母戦じゃあ無敗を誇る鎮守府一の対空番長だ。
鳥海「提督、摩耶はただ提督にかまって欲しいだけですから、あまり気にしないで下さい」
座蒲郎「そうなの?」
摩耶「ああ?んな訳ねぇだろが??」
そして高雄型末っ子の鳥海(改二仕様)。高雄達とはまた違う第一航空機動部隊の打撃役で索敵要員でもある。
青葉「提督、ちょっといいですか?」
衣笠「お聞きしたいことがあるんです」
次に声を発したのはそれなりに古参の青葉と姉妹艦の衣笠(改二仕様)。ウチでは警戒部隊に属する艦娘だ。
今回は何か質問があるようだけど……
座蒲郎「俺が答えられる範囲でならいいよ」
衣笠「提督って、歳はおいくつですか?」
青葉「スクープの匂いがしますので、聞かせて下さい!」
内容は俺の歳だった。
高校を卒業してから専門学校に入って、卒業してから大学へ入学。誕生日は9月でまだ先だから……
座蒲郎「21…てとこかな」
青葉「へえー、もう20超えて大人なのですか〜〜。その割にはあまり(身長が)高くあ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ