第64話
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………バカな………”あいつ”の訳がない!)…………………………ふざけるな。」
プリネが問いかけた言葉にレーヴェは心の中である人物が浮かび上がり、プリネとある人物が重なったが、すぐに否定して静かに呟いた。
「え?」
レーヴェの呟きが聞こえたプリネは首を傾げた。
「セイッ!!」
そしてレーヴェはプリネに斬りかかった!
「!!」
一方斬りかかられたプリネは回避して油断なくレイピアを構え、いつでも迎撃できるような態勢に入っていた。
「……なぜ貴様が”その言葉”を知っているかは知らんが………”あいつ”の代わりに語るつもりなら……斬る。”ハーメル”の名を知る貴様が”あいつ”と重なる等………不愉快だ。」
「…………………(どうして”私”だとわかってくれないの…………レーヴェ…………)……………そう。なら、力付くでも貴方を止めて見せる。”以前の私”と違って、”今の私”にはかつての…………いえ、今の貴方以上の”力”があるわ。」
レーヴェに睨まれたプリネは心の中では悲痛な思いだったが、それを顔には出さず、決意の表情でレイピアの切っ先をレーヴェに向けて言った。
「フッ、一度敗北したとはいえ、”剣帝”が舐められたものだ。その慢心に抱かれて消えるがいい。」
プリネの言葉を聞いたレーヴェは皮肉気に笑った後、プリネに攻撃を仕掛けた!
今ここに哀しき戦いが始まった……………!
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