第62話
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!?」
「ちょ、ちょっと!?」
アガットの行動にティータとエステルは驚いた。
「き、君たち!いい所にいてくれた!」
その時、市民の一人がエステル達に近づいて来た。
「頼む、手を貸してくれ!瓦礫の下敷きになった人や逃げ遅れた人がいるんだ!」
「なに!?」
「あ、あんですって!?」
市民の言葉を聞いたジンとエステルは驚いた。
(レーヴェ………どうしてこんな事を…………)
プリネは悲しそうな表情で俯いていた。
「プリネ!どうしたの!?早く逃げ遅れている人達を助けるわよ!」
「……………はい。ただ、私とリタさん、ツーヤは燃えている建物の消火活動と傷ついた市民の方達の手当てに廻ります!」
エステルの言葉に我に返ったプリネは頷いた後、リタとツーヤを見て言った。
「………そうだね。建物の消火をする為に、ここは冷却魔術を使える私達の出番だね。」
プリネの言葉を聞いたリタは頷いた。
「わかった!そっちはお願いするわ!ミント、貴女もプリネ達を手伝って!確か貴女も吹雪のドラゴンブレスが使えたわよね!?」
「う、うん!わかった!」
エステルの指示にミントは頷いた。
「みんな、行くわよ!」
そしてエステル達はプリネ達を残して、ボースマーケットに急いで向かった。
「私達も急いで、建物の消火をしましょう!」
「はい!」
「「うん!」」
そしてプリネ達は燃えている建物群に向かった。
「………かなり燃え広がっているね。一回で消せるといいんだけど……」
リタは次々と燃え広がっている建物群を見て、真剣な表情で呟いた後、魔術の詠唱を始めた。
「………パラスケヴァス!!」
そしてプリネはパラスケヴァスを召喚した!
「お願いします!貴方の水のブレスで、燃えている建物の消火の手伝いをしてください!」
「………………!」
プリネの頼みに頷いたパラスケヴァスは大きく息を吸った!
「ツーヤ!貴女は”竜化”して、水か吹雪のドラゴンブレスで消火してもらえるかしら!?確か貴女は”水竜”だったわよね!?」
「はい!お任せ下さい!!ハァァァァァァァァ……………………!!」
プリネの指示に頷いたツーヤは両手を空へと上げて身体全体にすざましい魔力を溜めて光に包まれ、そして!
「グオオオオオッ!!」
光が消えるとツーヤがいた場所には家屋ほどの大きさの青い竜――”竜化”したツーヤが現れた!
「ミント、先ほどエステルさんがおっしゃっていましたが、貴女も吹雪のドラゴンブレスが使えるのかしら?」
「うん。ミント、水属性が得意なツーヤちゃんみたいな威力はないけど、吹雪のドラゴンブレスが使えるから、ミン
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