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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第155話
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るなんて、失礼ですよ……」
フィーはジト目でレンを見つめ、フィーの言葉に頷いたミリアムは意味ありげな表情でレンを見つめ、二人の言葉を聞いたエマは冷や汗をかいて二人に指摘した。
「うふふ、レンは言葉遣いで腹を立てるような器量の狭いエレボニア帝国の貴族とは違うから別にいいわよ?」
「あのー、レン君?エレボニアの貴族全てが器量が狭いという訳じゃないんだよ?」
小悪魔な笑みを浮かべたレンの言葉を聞いたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、オリヴァルト皇子は冷や汗をかいて指摘した。
「クスクス、わかっているわよ。―――レンが乗船しているのは先程説明した理由もあるけど、もう一つの理由はラインフォルトグループに用があるから、帝国全土を一周した後ルーレに送ってもらう為よ。」
「ええっ!?ラ、ラインフォルトグループにレン姫が……!?一体何の御用があるのですか?」
レンの説明を聞いたアリサは驚き
「―――レン姫は本日の16:30に会長と商談をなさるのです。――――メンフィル帝国の新たな”列車砲”の購入についての商談を。」
「なっ!?」
「ええっ!?新たな”列車砲”!?」
「レン、貴女まさか……!」
シャロンの説明を聞いたアリサは仲間達と共に血相を変えて声を上げ、エリオットは信じられない表情をし、ある事を察したプリネは厳しい表情でレンを睨んだ。
「少なくとも新しい”列車砲”はエレボニア帝国領に隣接しているメンフィル領には配備しないから大丈夫よ、お姉様♪」
「じゃあ一体どこに配備するんですか?」
レンの答えを聞いたツーヤは不思議そうな表情で尋ね
「今の所候補に上がっているのは”テルフィオン連邦”の領土と隣接している”カルッシャ王公領”の国境か、もしくは前の”通商会議”で奪い取ったカルバードの領土よ。」
「ハハ……できれば元カルバード領には配備して欲しくないんだけどねぇ。あそこはリベールとも隣接しているし。」
レンの説明を聞いたオリヴァルト皇子は冷や汗をかいて苦笑しながら呟いた。
「うふふ、そのくらいの事はわかっているわよ。メンフィルとリベールとの関係も考えると配備するのはマズイって意見が多いから、多分そちらには配備しないと思うわ。”列車砲”がすぐに必要なのは長年メンフィルと睨みあっている”テルフィオン連邦”方面だし。」
「しかし何故新たな”列車砲”を購入する事にしたのだ?」
ある事が気になったレーヴェは真剣な表情で尋ね
「”列車砲”を試し撃ちした際の威力を見たシルヴァンお兄様が決めたみたいよ。メンフィルに攻めてくる勢力に対する対抗策として有効と判断したそうよ。あれ一発で軍勢を崩壊させて戦いを楽にする事も可能だから、兵の
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