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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第12話『Dを乗り越えろ/戦士の名はディスペア』
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コートに包帯で顔を隠した女性が現れる。
「あなたが鳴滝の言っていた仮面ライダーディロード、凪風雅ね?」
「───あなたは、シュラウド。」
「雅、知っているの?」
「ああ、彼女こそ、仮面ライダーダブルのダブルドライバーを生み出した科学者だ。」
「そんな大それたものではないわ。私はあなたに依頼したい事があって呼んだのよ。」
「依頼、ですか?」
「あなたも知っているでしょう。ガイアメモリを不正に利用している組織を。」
「あの絵巻に書かれていたな。」
「奴らの名はレジェンダーズ。何でも、戦士の記憶を伝える者と言っているわ。私からの依頼は一つ。来人達と協力してレジェンダーズを壊滅させて欲しいの。」
「こちらは元よりそのつもりです。」
「なら安心だわ。凪風雅、報酬はこれよ。受け取りなさい。」
シュラウドが指を指すとDを象ったドライバーと二本のガイアメモリが置かれていた。
「これは?」
「それはディスペアドライバー。あなたの最高のパートナーと仮面ライダーディスペアに変身する為の物よ。」
「ディスペアドライバー──」
「くれぐれも、ガイアメモリをセットする場所を間違えないようにしなさい。それはダブルやアクセルと違い二人の肉体と魂を一つにするドライバー。ベースに入る方の衣服までは入って来ないわ。気を着けなさい。レジェンダーズが迫って来ているわ。」
「ありがとうございますシュラウド。いえ、園咲文音さん。」
「とりあえず、せいぜい頑張りなさい。」
そう言い残し、シュラウドは消えていった。
「とりあえず、一度装着してみよう。」
雅がディスペアドライバーを装着すると、フェイトの腰にもディスペアドライバーが出現する。
「そうか、フェイトがパートナーか。フェイト、頼むぞ。」
「うん。頑張ろう、雅。」
雅とフェイトが話していると、
「お前達が仮面ライダーだな。」
横から声が聞こえて来る。
「誰だッ!」
雅が振り返ると、そこには二十代半ばの男性が居た。
「お前は何者だ!」
「俺は稲森敬介、栄光あるレジェンダーズの一員。そして─」
敬介はそう言うとガイアメモリを取り出し、ガイアウィスパーを響かせるスイッチを押す。
〔サイボーグ!〕
ガイアウィスパーを確認した敬介はサイボーグメモリを顎にセットする。
「仮面ライダーを倒す為の刺客だ!」
敬介はそう言うと、サイボーグメモリの力でサイボーグドーパントに変身した。
「行くぞ、仮面ライダー!」
サイボーグドーパントはそう言うとロッドを持って雅にロッドを振りかざす。
「そうは行くか!行くぞ、フェイト!」
〔ディスペア!〕
雅は素直に回避し、ディスペアメモリのガイアウィスパーを響かせる。
「うん!」
〔ブレイク!〕
フェイトもそれに合わせてブレイクメモリのガイアウィスパーを
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