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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二話 昇格試験 アクシデント
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子で行こうぜ!」

アスカも、上手くコンビネーションに入っている為か機嫌がいい。

ティアナは併走しているアスカに話しかけた。

「さっきはありがとう、助かったわ」

「オレの仕事をしたまでだよ。防御だけは人一倍だからな」

ニッと笑うアスカ。。

そのやりとりに気づいてないスバルが、前方に現れたターゲットを確認すると大きな声を出した。

「よーし、行くぞぉ!!」

「スバルうるさい!」

「ははは!」

即席チームは、明るく試験に挑んでいた。






フェイトside

ティアナのミスショットを、防御魔法でリカバリーするなんて。

当たり前すぎて逆に思いつかなかったな。

私ならザンバーで切り落としただろうし、なのはなら誘導弾で撃ち落としたかな?

もしあそこでリカバリーに失敗していたら、流れが悪い方へ変わっていたかもね。

「へー、やるなぁ。急造チームにしては息が合ってる」

はやても感心しているみたい。

「そうだね。ティアナの射撃、スバルのシューティングアーツ、アスカの防御魔法……でも……」

これは言うべきじゃないかも?私はちょっと口ごもってしまった。

「ああ、そうやね〜」

流石はやて。長い付き合いから私が思っている事を察したようだ。

「アスカ君の攻撃は無いわなー」

「うん」

思わず即答してしまった。

ミッド式のデバイスを強引に近代ベルカ式に変換して使ってるけど、今までそんな人見たことないよ。

普通なら、アームドデバイスに切り替えるのに。

今の状態は、ライフルの先に銃剣をつけて射撃なしで使っているようなものだから、バランスが悪くてしょうがない。

まあ、ティアナとスバルがいるから、攻撃はあんまり考えなくてもいいのかもしれないけど。

「このまま最後まで行くかな?」

私ははやての意見を聞いてみる。

「どうやろなぁ」

ニヤリと笑うはやて。

あ、これは悪巧みをしている時の顔だ。

「最終関門の大型オートスフィア。受験者の半分以上は脱落する難物や。コイツをうまく捌けるか?」

モニターに2メートルはあろうかと言うオートスフィアを映し出すはやて。

確かに、これを落とすのは一苦労しそうだ。

「今の三人のスキルだと、普通なら防御も回避も難しい中距離自動攻撃型の狙撃スフィア」

スフィアのスペックは、三人合わせた総合戦力を上回る。

狙撃ならティアナよりも遠くから正確に撃つ事ができるし、近接戦であればスバルの攻撃力ではバリアを抜く事ができない。

アスカのエリアルダッシュで翻弄はできたとしても、それも長くは続かない。

「どうやって切り抜けるか、知恵と勇気の見せ
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