外伝〜獣の魔神の試練と契約〜後篇
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「はい。本当によかったです………」
シェラザードの言葉を聞いたティータとクロ―ゼは安堵の溜息を吐いた。
「フム。結局”契約”の件はどうなったのかな?」
「…………”契約”は成功したよ。エステルの腕を見てみれば、わかるよ。」
2人を見て呟いたオリビエの疑問にエヴリーヌは答えた。
「腕だと……?ん?エステルの奴、こんな腕輪、さっきまでしていたか?」
エヴリーヌの言葉を聞いたアガットはエステルの右腕に装着されている腕輪を見て首を傾げた。
「……その腕輪はさっきカファルーがあげたみたいだからね。……多分、それが”契約”の証だよ。その腕輪を掲げてカファルーの名を叫べばカファルーを召喚して使役できると思うし、エステルの魔力と同化した訳じゃないからエステルの魔力に負担がかからないし、後はその腕輪を付けていればカファルーの加護を受けれるよ。……まさかカファルーがエステルの事をここまで認めるとは思わなかったよ。」
「フフ……相変わらず、あたし達を驚かせてばかりね、この娘は。まさか”魔神”とも契約するなんて。」
エヴリーヌの話を聞いたシェラザードは気絶して眠っているエステルに微笑みながら見つめていた。
こうしてエステルは新たな仲間であり、”最強”の存在との契約を成功させた…………!
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