外伝〜獣の魔神の試練と契約〜後篇
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!」
テトリの詠唱によって、地面から巨大な禍々しい雰囲気を纏わせた人の形をした骨だけの存在がカファルーに目標を定め
「セラフィックローサイト!!」
収束した光は巨大な光の柱となって、カファルーを襲い、さらには周りに光の爆発を起こさせ
「ペドロディスラプション!!」
禍々しい雰囲気を持つ存在はカファルーに猛毒の効果も持つ地属性のブレスを吐いた!
「―――!!グオオオオオオオオ!?」
2人の大魔術を受けたカファルーは大ダメージを受け、悲鳴を上げるかのように雄叫びを上げた!
「フフ………サエラブとパズモの仇はとったわよ……!」
「ハア……ハア……あ、あはは……2人は死んでいませんって…………」
大魔術を使った事により、大量の魔力を消費した影響で息を切らせながら不敵な笑みを浮かべるニルの言葉にテトリも同じように息を切らせながら苦笑して指摘した。
「グオオオオオッ!!」
しかしそこにカファルーが炎を纏って、2人に突進した!
「カハッ!?」
「ひゃん!?」
疲弊した影響により回避できなかった2人はカファルーの突進によって、大ダメージを受けると共に吹っ飛ばされ、地面に倒れた!
「ニル!?テトリ!?」
「2人とも大丈夫!?」
カファルーの攻撃を受けた2人を見たエステルとミントは2人に駆け寄って、声をかけたが
「フフ……油断したわね………後、少しで倒せると思うわ……だから……頑張って………!」
「エステルさん達に………森の加護を………」
ニルとテトリはエステル達に満足そうな笑みを浮かべて応援の言葉をかけた後、2人は光の玉となって、エステルの身体に戻った。
「…………………みんな…………ありがとう…………みんなの思いを無駄にしない為にも、絶対に勝つ!!
自分の為に力を使い果たしたパズモ達をエステルは一滴の涙を流した後、決意の表情になり、カファルーを睨んだ。
「グルルルルルル……!」
エステルに睨まれたカファルーはまた、溜める動作で、口にすざましい炎を収束し始めた。
「そう何度も喰らうものですか!ミント、避けるわよ!」
カファルーの行動を見たエステルはミントに声をかけたが、ミントは剣を両手で持って、振り下ろそうとする状態で固まっていた。
「ミント!?何しているの!?回避するわよ!」
ミントの行動を見てエステルは慌ててミントに声をかけたが
「ママ。ミントはこの剣の名通り、ママの”希望を拓く”ね。だから、絶対勝ってね!」
ミントは優しい微笑みをエステルに見せて言った。そしてカファルーはすざましい炎をエステル達に放った!
「!!ミント、避けて!!」
横に飛んで回避したエステルはその
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