外伝〜誓いの神剣(リブラクルース)〜
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苦しむ青年に愛おしく両手を差し出した後、決意の表情になり異空間より神々しい剣を出した!その剣の名は………!
「――星芒より出でよ、”天秤の十字架”!!」
「天秤の十字架………あれが……」
景色から聞こえて来た言葉をエステルは放心した状態で呟いていた。そして女性は青年と戦い始めた。青年は何かに操られたかのように女性に憎悪を向けて、攻撃しその様子を女性は障壁を貼りながらも悲痛な表情をし、そしてそれがきっかけになり青年の剣が女性を貫いた!
「そ、そんな………………」
そして女性を貫いた青年は女性を貫いたまま、業火に包まれた!そして景色は謎の空間の中に変わり、その空間の中には正気に戻った青年と青年の剣に貫かれたはずの女性が一糸纏わない姿でいた。そして2人はお互い見つめ合い、互いの小指を絡ませたお互いに言った。
「「2人で生きていこう。」」
そして2人は消え、2人が消えた後には一本の神々しい剣が現れた場面で景色はなくなった。
「……………………………」
景色が消えた後、エステルは悲痛そうな表情で黙っていた。そしてそんなエステルの目の前に最後の場面で現れた神々しい剣が現れた。
「………………どうして、あたしの前に現れたの?あたしに何をしてほしいの?」
自分の目の前に現れた剣をエステルは思わず静かに問いかけた。しかし剣からは何も答えが帰って来なかった。
「……あたしにはあの2人に何をすればいいか、わからない。……でも、あの2人はいつかまた会える。だって、2人は”2人で生きていこう”って”約束”したんでしょ?」
エステルは笑顔を剣に向けて言った。
(そう……”俺”はサティアと出会い、”いつかまた会い、共に生きよう”と”約束”した……)
「へっ!?ま、まさかあなたが今の声!?」
突如頭の中に響いて来た男性の声の念話に驚いたエステルは目の前の剣を見た。
(でも、未だその”約束”は果たされない………)
そして剣から無念そうな声が聞こえて来た。
「……そっか。じゃあ、ここは遊撃士であるあたしの出番ね!」
(…………?)
念話を聞き答えたエステルの言葉に剣は黙っていた。
「2人は未だ再会できなくて困っているのよね?困った人を助けるのが遊撃士の本分なんだから、遊撃士としていつかあたしが2人を出会わせ、二度とあんな悲劇は起こさせないと”約束”……いえ、”誓う”わ!だから、あなたを使わせて!」
(君は何を言っているのか、わかっているのか……?」
エステルの答えを聞いた剣はどこか信じられない様子でエステルに問いかけた。
「モチのロンよ!2人には”絆”があるんだから、絶対
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