第53話
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事になるからメンフィル帝国の帝都――ミルスの王城――マルーダ城に泊まって貰う事になるでしょうけど。」
「ほう………それは光栄な話だけど、ボク達も参加していいのかな?確か話に聞く所、リウイ皇帝陛下を止めたのはエステル君だろう?」
レンの話を聞いたオリビエは驚いた表情をして尋ねた。
「うふふ………広大なレスぺレント地方の覇権を握るメンフィルがエステルだけを参加させるなんて、そんな心が狭い真似なんてしないわよ。パーティーと言ってもサフィナお姉様やプリネお姉様達――マーシルン家の身内やマーシルン家と親しい人しか参加しないから、そんな固いパーティーじゃないし、大した事ないから安心していいわよ♪」
「メ、メンフィル皇家の身内だけのパーティーってそっちの方が大した事あるわよ………」
レンの言葉を聞いたアイナは驚きながら呟いた。
「は、はわわ。どうしよう?わたし、ドレスなんか持っていないよ……」
「ミントもそうだよ。王様達が集まるパーティーに本当にミント達が参加していいの?クロ―ゼさんぐらいしか、参加できないと思うんだけど………」
パーティーに参加する事を聞いたティータは慌て、ミントは頷いた後尋ねた。
「ミントちゃん………今の私は学生服だから、いくら王女とは言えパーティーに出られませんよ………」
ミントの言葉を聞いたクロ―ゼは苦笑しながら答えた。
「服装の心配は無用よ。服装は普段通りでいいし、もしドレスみたいな正装を着たいのなら用意してあげるわ。だから安心していいわよ。」
「ふえ〜………ドレスも用意してくれるんだ……ね、ねえ、レンちゃん。わたしの分もあるの?」
ティータは期待した表情でレンを見た。
「うふふ、勿論あるわよ。ティータはドレスがいいのかしら?」
「う、うん………一度着てみたかったし………」
「そう。うふふ、ドレスも選び放題だから安心していいわよ?後、パーティーで着たドレスはマーシルン家が開くパーティーに参加した記念にティータ達にあげるわ。」
「はう〜、ドレスも貰っていいんだ……ね、ねえ、お姉ちゃん。参加しようよ。」
レンの話を聞いたティータは期待するような表情でエステルを見た。
「……………ねえ、アイナさん。どうしよう?」
ティータに見られたエステルはアイナに尋ねた。
「せっかくのご好意だし参加して来なさい。滅多にない機会なんだから。」
「……ありがとう、アイナさん。みんなはどうかな?」
アイナの言葉を聞いたエステルは頷いた後、仲間達を見た。
「ミントは賛成!ツーヤちゃんにも会えるもの!」
「わ、わたしは勿論賛成!」
「………正直恐れ多いですが、滅多にない機会なので参加させて頂きましょう。私も陛下の
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