第53話
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テルにとってはそんなの関係ないんでしょうね……)
(あ、あはは……)
エステルの身体の中で話を聞いていたパズモは冷や汗をかき、サエラブやニルは呆れ、テトリは苦笑していた。
「オリビエさん?そんなに女性とお酒を呑みたいのなら、私が付き合ってあげるわよ?」
机まで吹っ飛ばされたオリビエにアイナは微笑みながら言った。
「イ、イエ…………謹んで遠慮シマス………」
アイナに微笑みかけられたオリビエは冷や汗をかき、後ずさりをして身体を震わせながら答えた。
「あ、あはは……………それにしても、凄く綺麗になりましたね、ミントちゃん。」
「フフ、ありがとう、クロ―ゼさん。……けどミント、そんなに綺麗になったのかな?」
クロ―ゼの言葉を聞いたミントは微笑んだ後、首を傾げた。
「ミ、ミントちゃん……今の自分がどれだけ美人さんか自覚していないの?」
ミントの様子を見たティータは信じられない表情で尋ねた。
「?成長してもミントはミントだもん。以前と変わらないよ?変わったのは背や胸が大きくなった事ぐらいだと思うよ。」
「背はともかく、胸は大きくなりすぎよ………ううっ………娘に女性として完全に負けて、親として落ち込むわ〜………」
「エ、エステルさん……それを言ったら私なんて…………」
ミントの言葉を聞いたエステルは落ち込み、クロ―ゼもエステルに続くように落ち込んだ。
「フフ……何はともあれ、おめでとう、ミント。これからの活躍を期待しているわね。」
「はい!」
アイナの賛辞にミントは元気良く頷いた。
「うふふ………ツーヤと言い、”竜”はみんな凄く美人で胸が大きく成長するのかしら?」
その時レンがギルドに入って来た。
「あ、レンちゃん。」
ギルドに入って来たレンにティータは真っ先に反応した。
「レン。今日はどうしたの?」
「うふふ………そろそろミントが成長した頃だろうから、エステル達への用事を伝えに来たのよ。」
「あ、プリネが言っていた用ね。一体何かしら?」
レンの話を聞いたエステルは尋ねた。
「今回の件を解決した事やパパを止めてくれた件に関しての報酬をシルヴァンお兄様がぜひ、自ら渡したいって言っててね。ちょっと悪いけど本国にレンと一緒について来てくれないかしら?」
「え………!?」
「ほ、本国ってまさか………」
「わたし達、異世界に行くの!?レンちゃん!」
レンの話を聞いたエステルは驚き、クロ―ゼは信じられない表情をし、ティータは驚きながら尋ねた。
「ええ。異世界と言ってもすぐに帰ってこれるから、安心していいわよ?……まあ、今夜はパーティーがあるから、それにエステル達も参加して貰う
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