暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦第三戦 VS”闘神の息子”ランディ・オルランド〜
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ンディは不敵な笑みを浮かべてスタンハルバードを仕舞い
「ここまで……か……見事だ……」
両手に持っていた大剣がないラウラが地面に崩れ落ちたその時、ランディのSクラフトとぶつかり合った際弾き飛ばされた大剣はラウラの遥か後方の地面に刺さっていた!
「―――そこまで!勝者、ランディ・オルランド!」
そしてラウラが戦闘不能になるとサラ教官は戦闘終了の号令をかけた!
「つ、強すぎる……これがトップクラスの”猟兵”か……」
「クッ、以前バレスタイン教官と戦った時と違いARCUSによる戦術リンクも問題なく結べていたというのに……!」
戦闘終了の号令がかかると地面に倒れているマキアスとユーシスは呻き
「……まさかスタングレネードに麻痺ガスが調合されていたなんて……――油断した。」
「フフ、本来の得物でないにも関わらずあの強さ……世界は広いな……」
フィーは悔しそうな表情で呟き、ラウラは静かな笑みを浮かべ
「あ〜、疲れた。これだから本気は出したくなかったんだよな……」
膨大な闘気と殺気を霧散させたランディは疲れた表情で呟いた。
「………………」
「僕達Z組の”最強コンビ”であるラウラとフィーのコンビをも圧倒するなんて……!」
「……ノルドの地で戦った猟兵達とは桁違いだな。」
「ええ……」
戦いを見守っていたリィンは口をパクパクさせ、エリオットは信じられない表情をし、ガイウスの言葉にエマは頷き
「それによくあんな重力級の武器を軽々と振り回せるわね……」
「相当な腕力と体力がある証拠ですね……」
アリサとセレーネは驚きの表情でランディを見つめた。
「パラスケヴァスを守るあの戦いの時にランディさんが本来の得物で戦っていたら私達が危なかったかもしれないわね……」
「た、確かにそうですね……まさかランディさんがあそこまで強いなんて……」
「フッ、さすがは”闘神の息子”か。」
「というかあんだけ強いんだったら、エヴリーヌ達がミシュラムの時に手伝う必要がなかったような気がしてきたよ。」
プリネの推測にツーヤは冷や汗をかいて頷き、レーヴェは静かな笑みを浮かべ、エヴリーヌはある出来事を思い出しながら呟いた。
「ふええええ〜!さすが”闘神の息子”だね〜!”闘神の息子”でこの強さなんだから、”赤の
戦鬼
(
オーガロッソ
)
”や”血染めの(ブラッディ)シャーリィ”とかどんな強さなんだろう?」
「つーか、あのオッサンって本当に俺達と同じ人間か?」
ミリアムは興味ありげな表情で呟き、クロウは表情を引き攣らせ
「おいコラ、そこのバンダナ!誰がオッサンだ!?お兄さんと呼べ!俺はまだ20代前半だぞ!?オッ
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