暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦第三戦 VS”闘神の息子”ランディ・オルランド〜
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けたはずの場所にランディはいなく、その事にラウラは驚き

「一体どこに……―――!!」

フィーは警戒の表情で周囲を見回したが足元からの危険を察知し

「―――ラウラ!」

「クッ!?フィー、一体何を―――」

足元に煙を上げているスタングレネードに気付いたフィーが目を閉じてラウラに力一杯突撃してラウラを突き飛ばしたその瞬間、強烈な光が放たれると共に何かのガスがフィーを包み込んだ!



「コホッ、コホッ……!?クッ、身体が痺れて……油断した……まさか麻痺ガスだったなんて……!」

ランディが自分達の協力技(コンビクラフト)を回避すると同時に地面に落として行った強力な麻痺ガスも調合されている特殊な閃光爆弾―――パラライボムを受けた影響で身体が痺れたフィーはブレードライフルの銃口を自分に向けたランディを睨んだその時!

「さあて……始めるとするか……うおおおおおおおおおお―――――ッ!!」

「……ッ!?」

ランディは怒涛の銃撃を放ちながらフィーに突撃し

「喰らえ―――ベルゼルガー――――ッ!!」

フィーの背後へと駆け抜ける瞬間、無数の斬撃をフィーに叩き込んだ!

「アアアアッ!?ラウラ……頑張って……」

「フィー!?」

ランディの奥義をまともに受けたフィーは吹っ飛ばされて地面に叩きつけられると戦闘不能になり、その様子を見ていたラウラは声を上げ

「さてと。局長の要望通り、ここからはコイツで相手してやるよ。”西風の妖精(シルフィード)”さえ先に潰しておけば、後の3人は誰が相手でも大した脅威じゃねえからな。」

ランディは武器をブレードライフルからスタンハルバードに持ち替えて不敵な笑みを浮かべてラウラを見つめた。



「クッ……アルゼイド流を舐めるなぁっ!コォォォォォ……ハアッ!!」

ランディの挑発に唇を噛みしめたラウラはクラフト―――洸翼陣で身体能力を上昇させ

「―――地裂斬!!」

地面を這う衝撃波を放った!



「オォォォォ……サラマンダー!!」

しかしランディはスタンハルバードを振るって一瞬の溜め込みによって纏わせた闘気を炎の竜と化させた衝撃波を放ってラウラの攻撃を相殺し

「ほーらよっ!!」

ラウラに向かって再びスタングレネードを投擲した!



「その手はもう通じんぞ!!」

投擲されたスタングレネードを見たラウラは後ろに跳躍して回避したが

「甘ェんだよっ!!」

「クッ……!?」

跳躍して自分の目の前でスタンハルバードを叩きつけたランディのクラフト―――バーンディバイドによって発生した炎の衝撃波をその身に受けて怯み

「らああああああっ!!」

「うあっ!?」

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