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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第147話
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ネと共にエヴリーヌが教室に入ってきた。


「あ……!」

「プリネ、”列車砲”はどこに配備される事になったの!?」

プリネとエヴリーヌを見たエリオットは目を丸くし、アリサは血相を変えて尋ねた。



「あら?どうして皆さんがその事を……」

「俺が話した。後々それが原因で仲違いされては”特別実習”にも支障が出ると思われるしな」

「そう………ありがとう、レーヴェ。―――皆さん、ご安心ください。なんとかレン達を説得させる事ができましたので”列車砲”の配備する場所はユミルやケルディック要塞ではなく、異世界―――”ディル・リフィーナ”にあるメンフィルと緊張状態に陥っている国と隣接しているメンフィル領に配備する事になりました。」

レーヴェの答えを聞いて頷いたプリネは明るい表情でリィン達を見回した。



「そうか……!」

「エレボニア帝国領に隣接している場所じゃなくて本当によかったわ…………」

「そうですね……」

「……世話をかけたな。」

プリネの答えを聞いたリィンは明るい表情をし、安堵の表情をしているアリサの言葉にエマは頷き、ユーシスは静かな笑みを浮かべてプリネを見つめた。

「にしし、良い事を聞いちゃった〜♪後でレクター達にも教えようっと♪」

「このガキは……」

「き、君なあ……せめてそういう事は口に出さず僕達の見ていない所でこっそりやってくれよ……」

しかし口元に笑みを浮かべたミリアムの言葉を聞いたユーシスは顔に青筋を立ててミリアムを睨み、マキアスは呆れた表情で指摘した。



「ねえねえ、それで何の授業をやっているの?」

「今は学院祭の出し物について話し合っていた所だ。」

エヴリーヌの疑問にラウラは答え

「学院祭……ああ、エステルやプリネ達が以前していた劇か。じゃあ、何?もしかしてエヴリーヌたちが劇をするの?」

「フフ、必ず劇をしなければならないと言う訳ではないのですけどね。それで、出し物は何になったのですか?」

エヴリーヌの答えを聞いて苦笑したプリネはリィン達に尋ねたが

「そ、それがその……」

「まだ白紙の状態だ。みんな、ガレリア要塞や列車砲の件で色々と気が散っていたからな。」

「そ、そうですか。」

答え辛そうにしているエマの代わりに疲れた表情で答えたマキアスの答えを聞いて冷や汗をかいた。



「ん〜。―――ところで根本的な疑問なんだけどー。”ガクインサイ”ってなんなの?」

そしてミリアムの疑問を聞いたその場にいる全員は脱力した。

「き、君な……」

「”かかし(スケアクロウ)”や”氷の乙女(アイスメイデン)”は一体どういう教育をしたのだ?」

「すみません、そ
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