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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜運命が改変された女神の新たなる道〜中篇
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事を……」

エリスとエリゼの指摘に表情を引き攣らせたリィンだったがすぐにアイドスの事を思い出して表情を青褪めさせ、冷や汗を滝のように流して身体を震わせて尋ねた。



「―――それについては私が説明するわ、リィン。」

「ア、アイドス…………」

そして太刀から現れたアイドスに気付いたリィンはアリサ達を気にしながらアイドスを見つめ

「昨日の”契約”の後そのまま疲れて眠ってしまった貴方を背負ってこの部屋まで運んだ時にこの部屋で待っていたアリサと会って、事情を軽く説明したのよ。」

「………………………」

アイドスの答えを聞いて再び表情を引き攣らせた。



「へ、へえ……?疲れて眠るくらいまで楽しんだんだ?フ、フフッ、フフフフフ……!」

「アイドス様は男女問わず誰もが振り返るような美しい容姿を持っている上バランスのいいスタイルをなさっているのですから、さぞかし鼻の下を伸ばして楽しまれたのでしょうね?ウフフフフフ……!」

「しかもアイドス様は”女神”……”女神”とそのような関係に発展する兄様は少なくともゼムリア大陸初の男性でしょうね?ウフフフフフ……!」

「あわわわわわわっ!?そ、そこで何で3人共武器を取り出しているんだ!?」

顔に青筋をたて、口元をピクピクさせながら目にも見える程の怒気をメラメラ燃やしながら膨大な威圧を纏って微笑みながら導力弓を取り出したアリサ、それぞれの腰につけている鞘からレイピアを抜いたエリス、太刀を抜いたエリゼを見たリィンは表情を青褪めさせて慌て始めた。



「ア、アハハ……ついに”女神”まで惹きつけちゃったんだ、リィン……」

「”女神”の加護まで受けられるとは。凄いな、リィン……」

一方その様子を扉付近で見守っていたエリオットは冷や汗をかいて苦笑し、ガイウスは静かな笑みを浮かべ

「ふええ〜!リィンって、凄いモテモテなんだね!」

「クソッ!何でリィンの周りだけあんな麗しい女性ばっかり集まるんだよ、このリア充野郎ッ!男の敵ッ!!下手したらゼリカよりもモテてんじゃねえのか!?」

「しかも自覚がないから、余計に性質(たち)が悪いね。」

「うむ……あの性格は何とかならんのか?」

ミリアムは興味ありげな表情をし、悔しげな表情で唇を噛みしめてリィンを睨みつけるクロウの言葉に続くようにジト目で呟いたフィーの言葉を聞いたラウラは困った表情で考え込み

「それは絶対に不可能だと思うがな。」

「僕も同じ意見だ。………というかここまで来たらもはや呆れを通り越して感心に値するぞ……」

「ア、アハハ…………(というかリィンさんの剣からプリネさん達が持つ剣よりも凄まじい霊圧や神気が感じるのだけど……)」

(今度は”女神
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