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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜運命が改変された女神の新たなる道〜中篇
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「その契約方法って、もしかして”性魔術”?」
「ええ、そうよ。」
「……………………………フ、フフッ、そうなんだ……もう夜も遅いし私はこれで失礼するわね。ちょっと目を離した隙にまた新しい女を増やすなんて……!しかも”女神”とか普通に考えてありえないでしょう!?皇族どころか女神まで惚れさせるとか、リィンの女運は一体どうなっているのよ!?ブツブツ…………」
そしてアイドスの答えを聞いたアリサは一瞬石化したかのように固まった後我に返るとブツブツ呟きながらリィンの私室から去り
「フフ、なるほど。そう言う事ね。―――明日は頑張ってね、リィン。」
アリサの様子を見てある事を察したアイドスはリィンに視線を向けた後太刀に戻った。
そして翌朝。
9月8日―――
〜翌朝・第三学生寮・リィンの私室〜
「ん…………?(殺気!?)―――ッ!!――――え”。」
翌朝目覚めたリィンは自分に向けられる殺気に気付いた後慌てた様子で飛び起きて身構えたが目の前にいる人物達を見て表情を引き攣らせた。
「ようやくお目覚めね、リィン?フ、フフッ、フフフフフ……!」
「そのご様子ですと昨夜はさぞかし楽しまれたのでしょうね、兄様?ウフフフフフ……!」
「姉様共々時間が取れてようやくまた会いに来れたのに、まさかこんな事態になっているとは私達も予想していませんでしたよ、兄様?ウフフフフフ…………!」
リィンの目の前にいる人物達―――アリサ、エリゼ、エリスはそれぞれ膨大な威圧を纏うと共に目にも見える程の怒気をメラメラ燃やしてリィンに微笑み
「ア、アリサ!?それにエリゼとエリスが何でここに……」
3人を見たリィンは驚いた後3人の尋常ではない様子に気圧されて表情を青褪めさせて身体を震わせた。
(アハハハハハハッ!さすがご主人様ね♪)
(アハハ……今日たまたま訪問してきたエリゼさんとエリスさんがアイドス様の事を知るなんて凄い偶然ですね……)
(ふふふ、新しい使い魔の女性と契約すれば即座に彼女達に耳に入る事はもはや恒例化していますね。)
(ア、アリサがまた怖くなっている……お、お願いだから元のアリサに戻って〜!)
その様子を見守っていたベルフェゴールは腹を抱えて大声で笑い、メサイアは苦笑し、リザイラは静かな笑みを浮かべ、ミルモは身体をガタガタ震わせながらアリサを怖がっていた。
「今はそんな細かい事は気にしないで下さい。それよりも……私達に報告すべき事があるでしょう?」
「目覚めて早々で申し訳ないですが、早速報告してもらえませんか?―――昨夜”契約”したという女神の方を。」
「え”。………………あ。な、何でアリサ達がアイドスの
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