第4章〜眠りし魂達の覚醒〜 第43話
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ルヒ街道、北のマルガ山道。この3つの道で、どこまで霧が続いているか確かめてきてくれる?」
「了解。そのくらいお安い御用だわ。」
アイナの依頼にシェラザードは頷いた後、仲間達に振り向いた。
「さて、そうなると……。今回は、あたしとエステルが案内役になった方がいいみたいね。」
「うん、そうね。ロレント地方なら大体知ってるし。」
「仕方ねぇ……とっとと同行者を選びな。」
そしてエステルは同行者にクロ―ゼ、オリビエ、ミントを選んだ。
「はあ……それにしても凄いわね。知り尽くしている町なのに迷っちゃいそうな気がするわ。……ミント。迷子にならないよう、あたしと手を繋ごう?」
「うん!」
ギルドを出たエステルは霧だらけで周りがあまり見えない様子に溜息を吐いた後、ミントと手を繋いだ。
「そうならないように地図とコンパスがあるのよ。方向を見失ったら参照しながら進みましょう。」
「うん、そうね。とりあえず、それぞれの道で霧の範囲を調べるとして……。クローゼ、オリビエ。一度、家の様子を確かめに行ってもいいかな?」
「はい、お付き合いしますね。」
「フッ。ご招待にあずかるよ♪」
「えへへ〜。お祖母ちゃんに会うのも久しぶりだな〜。」
エステルの提案にクロ―ゼやオリビエは頷き、ミントは嬉しがった。
「さてと……。それじゃあ出発するわよ。」
そしてエステル達は霧の調査を始めた…………
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