第5章
冥界合宿のヘルキャット
第103話 絶賛、迎撃中です!
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ろうエクスカリバーがあった。片目には天閃のエクスカリバーが、四足には破壊のエクスカリバーが刺さっていた。
「デュランダルまで複製できるのかよ、あの人」
更に胸にはデュランダルまで刺さっていた。
そんな状態にも関わらず、子神喰狼は微かに息をしていた。恐ろしい程の生命力だな。
しかし、伝説クラスの聖剣を劣化するとは言え、複製するとか反則じみてるな、あの人。
とりあえず、神喰狼の子供二匹は撃退できた様だな。
親は相変わらず木場とゼノヴィアによって拘束されていた。
そして、ミドガルズオルムの模造品の方もロスヴァイセさんの強力な魔法、修行でパワーアップした部長や会長の魔力、副会長の神器によるカウンター、そして、忌み嫌い、否定していた堕天使の力を開放し、片翼が悪魔、片翼が堕天使の翼となった副部長の雷と光が融合した雷光による攻撃によって倒されていた。
「ザコだと思って甘く見ていたが、なかなかやるではないか」
ロキの声が聞こえ、ロキの方を見ると、少しだけ戦意を覗かせていた。
いよいよ、こいつが参戦するのか。
「ッ!?」
「油断大敵だぜ、神様!」
そこへ匙がロキ目掛けてラインを伸ばすが、ロキには避けられてしまう。
「我が相手はザコのザコか?」
「ザコを舐めると火傷するぜ?」
「ほざけ」
「ッ!?」
ロキの攻撃が匙を襲い、爆煙が匙を飲み込む!
「匙!?テメェ!」
「落ち着け、イッセー。真正面からぶつかって倒せる相手じゃねえんだぞ!」
イッセーを制してると、ロスヴァイセさんが再びロキの説得を始める。
「ロキ様、どうかお考え直しを!今ならオーディン様も…」
「勘違いも甚だしいな。私が貴様らの過ちを正しているのだ」
ロキはロスヴァイセさんの説得には一切耳を貸さず、むしろ自分の行動の正当性を説くばかりだった。
「やむを得ません!」
説得が完全に無理と悟ったロスヴァイセさんはロキに攻撃を仕掛ける!
だが、ロキはその攻撃をあっさりと跳ね除けてしまう。
「っ!?」
そんなロキの左手に匙のラインが巻き付く!
「繋がったな!ヘヘェ!」
「匙、お前!」
「会長の夢の為だ!あのくれぇ!」
「おう!それでこそ、俺のライバルだ!」
ロキは繋がったラインを外そうとする。
「フン、この程度…っ!?バカな!?外れんだと!?」
だが、ラインは外れず、その事にロキも驚きを隠せないでいた。
「アザゼル先生に色々と弄られてな。ヴリトラ系の神器を全部埋め込まれちまったのさ!」
そう言う匙には右腕のラインが出ている神器以外
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