第5章
冥界合宿のヘルキャット
第103話 絶賛、迎撃中です!
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する時でしょうね」
「決まりだな。そん時は頼むぜ、黒歌」
「りょ~か~い」
ー○●○ー
「ハァァァッ!」
グオオォォォオオオ!
千秋が作り出した複数の竜巻が子神喰狼に襲い掛かる。
その竜巻一つ一つが少しでも巻き込まれたらバラバラにされる程の風力があった。 子神喰狼は竜巻によって一切の身動きが封じられていた。
「ドラゴンショット!」
そんな身動きができない子神喰狼目掛けて、イッセーがドラゴンショットを撃ち込み、千秋はドラゴンショットが当たる寸前に竜巻を消し、イッセーのドラゴンショットはクリーンヒットする。
「ヤァァァッ!」
ドゴォン!
そこへ空かさず、塔城の拳による一撃が叩き込まれる。
グルルルルル…グォア!?
なおも起き上がろうとする子神喰狼だったが、突然苦しそうになり、バランスを崩して倒れ込む。
「フッ、効果が出てきた様だな」
「はい」
俺の言葉に塔城は強く頷く。
塔城の一撃はただの打撃じゃない。その一発一発は仙術による一撃で、当たる度に気脈や生命力に影響を与える。塔城が子神喰狼に与えていた一撃一撃は全てそれだ。結果、何回にも渡って気脈、生命力にダメージを与えられた。いかに伝説の魔物の子供だろうと、無視できない物だろう。
「回復して立ち直られる前に一気に決めるぞ!」
「おう!」
「うん!」
「はい!」
千秋の風と塔城の炎が気脈や生命力にダメージを負い、ただでさえまともに動けない子神喰狼の動きを阻害する。
「フゥッ!」
子神喰狼を飛び越えざまに、緋のオーラを龍の腕と複数の糸状の物に形作り、オーラの糸で子神喰狼に巻き付け、オーラの腕で引っ張り、子神喰狼を縛り上げる。
「やれ、イッセー!」
「おう!アスカロン!」
『Blade!』
ザシュゥッ!
イッセーの籠手から伸びたアスカロンが子神喰狼の胸を貫く!
子神喰狼は力尽きたかの様に動かなくなった。
微かに息をしていた為、まだ生きてはいるが。
「大した生命力だ。だが、流石にもう動けねえだろう」
「他のみんなは?」
目の前の敵を倒し、他のみんなの様子が気になり、そちらの方を見る。
「心配はいらなそうだな」
「みたいだな」
もう一匹の子神喰狼と戦っていた教会組の前方に聖剣が幾重にも体中に刺さった状態の子神喰狼が岩に打ち付けられていた。
その内の何本かはおそらくアルミヤさんが複製したであ
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