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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第一話 昇格試験 出会った三人
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今回はあの高町なのは教導官から推薦を受けての試験。
正直、オレのどこを見出してくれたのかは分からないけど、悪い気はしない。
美人のお姉さんに薦められたら、そりゃ男として頑張っちゃうでしょ!
部隊のバカ野郎達ならいくら恥かかせても何でもないけど、美人に恥かかせちゃいけねぇぜ。
合格したら、色々うふふな事やアハハな事が……ゲフンゲフン!
なんて妄想してる場合じゃねぇや。
今日はオレ一人じゃなく、女二人が一緒に受けるって言ってたからな。
オレのミスで足を引っ張らないようにしないとな。
よし!
いい感じの緊張に変わった!
オレは屋上につながる扉を開く。
そしてそこで目にしたのは……ハチマキ女とオレンジツインテールがイチャついている場面だった。
なんだコレ?
ティアナside
スバルがいつものようにじゃれついてきた時、屋上につながる扉が開いた。
屋上にきたのは、アタシ達と同じくらいの年齢の少年だった。
身長は、スバルと同じくらい?男子なら小柄な方ね。
腰まで届く黒髪を大ざっぱに後ろでまとめていて、ワイルドな感じがするけど童顔だからどこ可愛らしい印象があるわね。
その子が、ポカンとした顔でコッチをみている。
ハッ!
そうだった。今スバルがじゃれついてきて、いつものようにグリグリとアタシの胸に顔を押しつけているのだ。
マ、マズイ!これじゃ色々と誤解されてしまう!
男の子も、どうした物かと戸惑ってるし。
「あー……本日、試験を受けられる方ですか?」
あ、普通に話しかけてきた。とりあえず現状を無視したみたい。スルースキル高いわね。
「はい、そうです。あなたも?」
アタシに抱きついたままスバルが答える。っていうか、いい加減にはなれなさい!
「自分は、ミッドチルダ北部099部隊所属、アスカ・ザイオン二等陸士であります」
少年、アスカはそう自己紹介して敬礼をしてきた。
「あ、どうもご丁寧に…ってイタッ!」
ようやく離れたスバルだったけど、そこは違うでしょ!もっとちゃんとしなさい!
アタシはスパン!と小気味よい音がするスバルの頭を引っ叩いた。
「失礼しました。私はミッドチルダ南部368部隊所属、ティアナ・ランスター二等陸士です。コッチは同じく、スバル・ナカジマ二等陸士」
アタシは返礼してスバルの分も含めて自己紹介した。
まったく、もっと緊張感もってよね、スバル!
「ひどいよ〜、ティア〜」
頭を押さえてスバルが文句を言ってくる。ダメだ、全然分かってない。
「うっさいわよ!少しはピリッとしなさい!」
初対面の人が目の前にいるのも忘れて、アタシはいつ
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