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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜中篇
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レクターは驚き
「そうですか……」
「自殺したテロリストについては本当に残念だが、君達の責任ではないから、あまり気負わなくていい。それよりよく君達の手でテロリスト達を拘束してくれた……!」
マクダエル議長は重々しい様子を纏い、ディーター市長は目を伏せた後明るい表情でギュランドロス達を見つめ
「―――なお、カルバード側のテロリスト達も拘束し、さらにその後襲い掛かって来た黒月の構成員達も拘束しました。」
ルイーネに続くようにルファディエルは微笑みながら答えた。
「なっ!?」
ルファディエルの説明を聞いたキリカ補佐官は驚き
「!?どういう事だ!先程報告した貴女達の報告と全く違う上、私の親しい友人達にそのような無礼な事をするとは!事と次第によってはただではすまさんぞ!?」
ロックスミス大統領は驚いた後怒りの表情で叫んだ。
「その事については返す言葉もございません。――――ですがこれも全て宗主国たる二大国を信じて、あえて虚偽の報告をさせて頂きました。―――なんせ、私達と共にその場にいたプリネ姫の命を狙って襲い掛かってきた為、まさか宗主国の代表であるロックスミス大統領閣下がそのような組織と繋がりがあるなど、想像もしていませんでしたので。」
するとルファディエルは申し訳なさそうな表情になった後不敵な笑みを浮かべ
「ええっ!?」
「何!?」
「!!」
「なあっ……!?まさか!」
ルファディエルの話を聞いたリフィアはクローディア姫と共に驚いた後怒りの表情でロックスミス大統領を睨みつけ、オズボーン宰相は目を見開き、ロックスミス大統領は驚いた後声を上げてプリネを見つめ
「―――プリネお姉様、先程のルファディエル警部の説明は事実でしょうか?」
「ええ。ルファディエル警部のおっしゃる通り、”黒月”に所属する者達が私がメンフィル皇女プリネ・カリン・マーシルンであるにも関わらず、襲って来たわ。リフィアお姉様が内密に雇った傭兵であるセリカ様達が駆け付けてくれなければ、私は生きてこの場にはいなかったかもしれないわ。」
レンに問いかけられたプリネは静かな表情で頷いてセリカに視線を向けて答えた。
「―――ちなみにこれがメンフィルからプリネ皇女の護衛の依頼を請けた書状だ。」
「なお、私達もメンフィル帝国より留学しているエレボニア帝国の士官学院の実習でクロスベルの地に訪れたプリネ皇女の護衛の委任状を受け取っています。万が一プリネ皇女の身を狙った不逞の輩が現れた際、拘束等の権限も頂いております。」
セリカが懐から書状を出すとルファディエルも続くように書状を取り出して説明し
「イアン弁護士。これなら自治州法で適用されるでしょう?」
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