第十七話 イタリカの戦い3
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後の交渉でどんな条件を要求されるのか……」
「でも、帝国人である私達が敵に弱みを」
「あれに対して敵対でもすると……」
この後の自衛隊とアカツキ帝国との交渉について不安でいっぱいになる薔薇騎士団。自分達は騎士団といっても全てが貴族出身者で構成されているのだ。帝国の常識からすれば、自分達が敵国の奴隷にもなりかねないのだ。
そして交渉で失敗すれば武力がこっちに向き、市民達は何の貢献もしなかった騎士団など簡単に見限ると分かっているので、余計に不安でいっぱいであったのだ。
騎士団の団長であるピニャは、これからの事を思うと気が重くて仕方なかった。
「……どうすればよいのだ」
ピニャはそう呟く。だが、ピニャの答えに対して誰も明確なアドバイスを送れるものはいなかった。
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