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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜遊撃士訓練への参加要請〜前篇
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入口に移動した。
〜アルモリカ村・入口〜
「それにしても……結構ギャラリーがいるんですね。」
仲間達と共に入口に移動したロイドは入口付近にいる村人たちを見て驚いていた。
「ああ、どうやら話が広まってしまったようだ。」
「まあ、こんな田舎にとっては面白い話だしねぇ。」
ロイドの言葉に頷いたリンとエルファティシアはそれぞれ苦笑していた。
「へへっ、遊撃士は無敵だぜ。警察なんか、ちょちょいのちょい、ってな。」
「ちょちょ?ちょちょい、ってなにー?」
「えっと、つまり相手にならないってことだよ。でもどうかな。特務支援課のお兄さんたちもかなりやると思うけど。」
「おおっ、バリバリ燃えて来ただァ!なあ、村長はどっちに分があると思うだよ?」
「ふむ、そうじゃな……どちらにも普段からお世話になっておるからの。」
村人達はそれぞれ興味津々な様子で会話しながらロイド達を見つめていた。
「そ、村長さんまで……」
「やれやれ、完全に見せ物になっているな。」
「アハハ……」
村人達の様子を見たエリィとレーヴェは呆れ、プリネは苦笑していた。
「っていうか、手合わせの話は村長さんしかしてないんだけどね。」
「まあ、こういった田舎だとそういう刺激的な情報が回るのは早い証拠だな……」
エオリアは苦笑しながら村長を見つめ、メティサーナは呆れた表情で答えた。
「ふふ、まぁたまにはこんなのもいいじゃないか。さて、さっそく手合わせと行きたい所だけど。まずは形式を決めないとね。」
「う〜ん、パターンは色々あると思うけど……ここはやっぱり2
人一組
(
ツーマンセル
)
―――2対2の戦闘でしょ。」
「ああ、私もそれで行きたいと思ってる。そちらは大丈夫かい?」
エオリアの意見に頷いたリンはロイド達に確認を取った。
「ええ、お二人の依頼ですし問題はありませんが……誰が出るかはこちらで決めていいんですか?」
「ああ、任せるよ。ただしロイド、アンタだけは確定で頼む。」
「え……?」
リンの提案にロイドは不思議そうな表情をした。
「はは、そんなに驚く事じゃないだろう?私達は別に個人の身体能力だけを見たいわけじゃないんだ。ロイドを中心とした特務支援課の結束力……それを見せてもらいたいのさ。」
「そうそう、なのに肝心のリーダーがいないんじゃ意味がないでしょう?」
「は、はあ……とりあえず、そういうことなら了解です。」
二人の話を聞いたロイドは戸惑ったがすぐに気を取り直して頷いた。
「そういう事でしたら私とレーヴェは手を貸さない方がいいです
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