暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜お嬢様の捜索〜中篇
[1/8]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
〜月の僧院〜
ロイド達が行動を始めたその頃、七耀教会のシスター―――リース・アルジェントはセリカ達と共に僧院を見つめていた。
「………………」
「……おかしい、どうして……?」
リースが見つめている中、聖なる気配を纏わせた幽霊の少女―――リタ・セミフは驚きの表情で呟き
「?どういう事じゃ、リタ。」
リタの言葉を聞いたセリカの”使徒”の一人であり、”女神”でもある”第五使徒”レシェンテは不思議そうな表情で尋ねた。
「はい。以前ここに訪れた事があるのですが……以前のように”冥界”の気配がするのです。………ちゃんと”冥界”の気配の元となる鐘の力は封印したはずなのに……」
「……という事はアルタイルロッジのような現象になっているという事か……」
リタの答えを聞いたセリカは重々しい様子を纏って呟いた。するとその時鐘の音が鳴った!
「!!皆さん、気を付けて下さい!」
鐘の音を聞いたリタが警告したその時
「この匂いは…………!」
「―――来るわ。」
リースは表情を厳しくし、アイドスは静かに答えた。するとセリカ達を包囲するかのように霊体や不死者、さらには首の無い鎧騎士や異形の魔物の軍団が召喚された!
「こいつらは”影の国”で現れた魔物達……!」
「これは一体どういう事じゃ……!?」
周囲を囲まれたセリカは剣を構えて表情を厳しくし、レシェンテは驚き
「どうやら先程の鐘の音に異界の者達を呼び寄せる効果があるようです……!この様子ですと上位三属性も働いているかもしれません……!」
「なっ!?あの鐘は封印したのに……!一体誰が封印を解いたのでしょうか…………?」
「もしかして”ローエングリン城”の件と関係あるのかしら?」
法剣を構えたリースの推測を聞いたリタは驚いた後戸惑い、アイドスは真剣な表情で考え込んだ。
「来るぞっ!」
セリカは今にも襲い掛かってきそうな敵達の様子を見て警告した!そしてセリカ達は戦闘を開始した!
「貴方達の居場所はここではありません!冥き途へと還りなさい!!」
リタは襲い掛かって来た敵達に神槍でクラフト――――豪薙ぎ払いを放って一度に滅し
「エニグマ駆動じゃ!………………」
レシェンテはオーブメントを駆動させた後魔術の詠唱を開始した。
「オオオオオオオオ………………」
「沙綾―――紅燐剣!!」
「星光―――紅燐剣!!」
自分達に襲い掛かってきた敵達にはセリカとアイドスがそれぞれの高速剣技で多くの魔物達を滅し
「行きます……!ホーリースパロー!!」
そして歌い終わったリースは敵達の弱点である光の力を纏った刃を周囲に舞わ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ