暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜お嬢様の捜索〜中篇
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けた。



「……殿下を保護する為や鐘の音も止める必要がある為、遺跡内を探索するしかないよ。――――って事だけど……エリィ、大丈夫か?」

プリネに尋ねられたロイドは既に離れているエリィに尋ね

「も、もう。心配はいらないわ。さっきはいきなりだったからビックリしただけだし……次からはしっかりと心の準備を整えれば……」

(それってあまり大丈夫じゃないんじゃ……)

エリィの答えを聞いて苦笑していた。



「え、えっと、それよりエリゼさんをどうしようかしら?さすがに同行してもらうにしても危険な場所だし、いっそ、誰かと一緒に車で待っててもらった方がよさそうな気がするけど。」

「うふっ♪そう言いつつ、幽霊や不死者に会いたくないからエリゼを守るという名目で待機メンバーに名乗り上げようと思っているんじゃないのかしら♪」

エリィの提案を聞いてある事を察したエルファティシアはからかいの表情でエリィを見つめ

「うっ……!そ、そんなつもりはありません!」

(ハハ……一瞬答えを濁した所を見ると、ちょっとは考えてたみたいだな……)

一瞬答えを濁した後必死の表情で答えたエリィの様子をロイドは苦笑しながら見守っていた。



「お気持ちは嬉しいのですが、できればこのまま一緒に付いて行かせてください。自分の身は守れますし、魔術もある程度扱える上、エニグマUも持っていますから後方からの援護は可能ですので皆さんの戦闘のお手伝いはできると思います。」

「ちなみにエリゼさんはリフィアお姉様の護衛も兼ねていますから、少なくとも親衛隊の小隊長クラスの腕前がある事は私が保障します。」

「”剣聖”直伝の八葉の技も収めているから、前衛としても戦えるぞ。」

「そ、そうですか。そう言う事でしたら、頼りにさせて頂きます。―――それじゃあ、行こうか。」

プリネとレーヴェの説明を聞いて冷や汗をかいたロイドは仲間達に促し

「ううっ、リフィア殿下を探す依頼のはずが、どうしてこんな事に……」

エリィは疲れた表情で溜息を吐いた。



その後ロイド達は僧院の探索を開始し、ロイド達はひとまず鐘の音を止める為に鐘楼がある場所に向かい、かつて悪魔達と戦った場所に到着した。するとそこには予想外の人物達がいた。

「え…………」

仲間達と共に広間に到着したロイドは目の前にいる人物達を見て呆け

「リ、リースさん!?それにセリカさん達まで……!」

エリィはリースを見て驚いて声を上げ

「ええっ!?あ、あの方はまさか……!」

「サティア・セイルーン……―――いや、”正義の大女神”アストライアか。一体どうなっている……?」

「何ですって!?」

アイドスを見たプリネは驚き、
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