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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜お嬢様の捜索〜中篇
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「よし!早速行こうではないか!」

尋ねられたセリカ達は頷いた。



「「「「「……………………」」」」」

しかしリフィアが頷くとセリカやリース達はリフィアに注目した。



「?なんじゃ、全員で余に注目して。」

「いえ…………リフィア殿下がどうしてここに来たかはこの際置いておくとして、私達と共に付いて行くのは止めておいた方がいいかと。殿下は私達に関わるより、もっと重要な事があるのですから。」

「そうじゃぞ!お主、皇女の癖に何をやっとるのじゃ!」

「確かリフィアさんは大切な会議の為に来たのですよね?そちらに参加しなくていいのですか?」

首を傾げるリフィアにリースは静かな表情で言い、レシェンテはリフィアを睨んで言い、リタは尋ねた。



「『西ゼムリア通商会議』の件なら気にしなくていいぞ。会議は明日だからな。ぐずぐずしていたらエリゼの奴が余を連れ戻しに来る!奴が来る前にさっさと鐘の音とやらを止めに行くぞ!―――イオ=ルーン!!」

そしてリフィアはセリカ達に言った後魔術で僧院まで行く道のりを封鎖しているバリケードを魔術で破壊し

「さあ!再会ついでに冒険じゃ!我が戦友達よ!……ん?なぬ!?お主はアストライ―――いや、サティア!何故お主が生きてこの場にいるのじゃ!?」

セリカ達の前に出て高々と言ったリフィアはアイドスに気付いて驚きの表情で尋ねた。



「フフ、私の名はアイドス。アストライアお姉様の妹神―――”慈悲の大女神”よ。」

「なぬ?……待て、確かその名の女神は”影の国”の”試練”によってセリカ達に滅せられたと聞いたが……ええい、細かい話は進みながら聞くとしよう!―――行くぞっ!」

アイドスの名を聞いたリフィアは眉を顰めたがすぐに気を取り直して僧院へと向かった。



「フフ、今の話を聞いて”細かい話”ですますなんて、変わった人ね。」

リフィアの言葉を聞いたアイドスは苦笑した後リフィアについて行き

「…………おい、どうする?あの様子だとクロスベル市に戻るように言っても絶対に聞かないぞ。」

リフィアが僧院に向かっているのを見たセリカはリースに尋ね

「……仕方ありません。速やかに殿下と共に用事を終わらせてから殿下を”グロリアス”に送り届けましょう。」

尋ねられたリースは溜息を吐いて答え

「フフ、リフィアさんの性格を考えたらそれが一番妥当ですね。」

「ま、足手纏いにはならんから別にいいじゃろ。」

リースの提案を聞いたリタは微笑み、レシェンテは頷いた。その後セリカ達はリフィアと共に僧院内に入った。セリカ達が僧院内に入って少し時間が経つと今度はロイド達が来た。



「これは一体……」

「確
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