第109話 (1章終了)
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!何でその事を……!」
男に視線を向けられたロイドは驚き、過去の辛い出来事を男が知っている事にアニスは息を呑んだ後男を睨んだ。
「どうやらオレたちのことをコソコソ調べとるみたいやな………目的はなんや?今の悪魔はあんたの仕業か?この事態を招いたんはオマエの仕業っちゅうんか!?」
「ククク………吠えるな、ケビン・グラハム。お前達の苦難はまさに始まったばかり………今、あえて絶望に囚われる必要がどこにある?」
「なに………!?」
「…………っ……………」
男の言葉を聞いたケビンは驚き、リースは男を睨んだ後、男を強襲した!しかし男が振るった剣に弾き飛ばされ、受け身を取った。
「………くっ…………」
「リース………無茶すんな!」
「!?(今の剣筋は……!一体どういう事……!?)」
受け身を取り、呻いているリースにケビンは忠告し、男が振るった剣を見て何かに気づいたアーシアは血相を変えた。
「フフ、七耀教会の法剣か。なかなかの鋭さだが………姉に較べるとまだまだ未熟よ。」
「な………!?」
「………どうして…………」
「……………」
男が口に出したある言葉を聞いたケビンとリースは信じられない表情をしている中、アーシアは真剣な表情で黙って男を睨んでいた。
「ハハハ、急くな。この”影の国における絶望の宴は始まったばかり………足掻いて、もがいて、のた打ち回ってもらわなければ我が”王”も喜ばれるまい。」
「ま、待て………!」
「逃げる気か!?」
「………挨拶代わりに一つだけ教えておこう。我が名は”黒騎士”。偉大なる”王”に仕える”影の国”の守護者なり。それとこれは先が思いやられるお前達への”餞別”だ。”ネクロマンサー”と共に、次なる苦難に臨むがいい。それでは、さらばだ―――――」
そして男―――黒騎士は転移し、黒騎士が転移によって消えると封印石が現れた!
「くっ……」
「き、消えちゃった………………」
「何者なんだ、あの男は……?どうして兄貴の事まで……」
(……あんな奴、俺は今まで会った事はないぞ……?)
「………………………」
黒騎士が逃げられた事にケビンは唇を噛み、ティータは信じられない表情をし、ロイドとフレンが考え込んでいる中リースは不安げな表情で黙っていた。
「何者かはわからないが…………一つはっきりした事がある。………どうやら我々には明白な『敵』がいるという事だ。」
「………ええ、そうですな。それもどうやら………とびっきり厄介な敵みたいや。」
そしてユリア大尉の言葉にケビンは重々しい様子を纏って頷いた。
その後封印石を回収した
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