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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第132話
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を二つにわければ、今日中に手分けして全て片付けられるな。」
「あの……ちょっといいですか?」
ロイド達が話し合っているとプリネが申し出た。
「プリネさん?何か気になる事があるのかしら?」
「ええ。その、こちらのエリゼさんという方が出している依頼は出来れば引き受けて欲しいのですが……」
「?基本全ての依頼をこなすつもりだけど、何か気になる事があるのか?」
エリィの質問に答えたプリネの話を聞いたロイドは不思議そうな表情で尋ねた。そしてプリネ達は依頼人がリフィアの専属侍女長である事を説明した。
「ええっ!?この依頼を出しているエリゼさんがリフィア殿下の専属侍女長なんですか!?」
エリゼの事を知ったエリィは驚き
「つー事はこの”お嬢様の捜索”の依頼内容は……」
「ど、どう考えてもこれは………」
「”大陸最強”と名高いメンフィル帝国のお転婆姫の捜索って訳だね。」
ランディと共にある事を察したノエルは大量の冷や汗をかき、ワジはプリネ達に視線を向けて口元に笑みを浮かべて言い
「絶対に最優先で引き受けましょう!皇位継承者でもあるリフィア殿下に何かあったら一大事どころの話じゃ済まないわ……!」
「ああ。必ず見つけないと。」
(……まあ、聖魔皇女に危害を加える命知らずはいないと思うが……)
エリィは必死の表情で言い、ロイドは真剣な表情で頷き、レーヴェは考え込み
「身内がご迷惑をおかけして本当にすみません……」
「お詫びと言っては何ですがこちらでお世話になっている間はあたし達も出来る限りお手伝いしますのでどうかよろしくお願いします……」
プリネとツーヤはそれぞれ疲れた表情で謝罪した。
「い、いや、気にしないでくれ。」
「そ、そうよ。それにプリネさん達がいれば、ハロルドさんが出してくれた依頼を達成できるかもしれないしね。」
謝罪する二人を見たロイドとエリィはそれぞれ冷や汗をかいて苦笑しながら慰めの言葉を贈った。
その後ロイド達はメンバー編成をして、ロイド、エリィ、プリネ、レーヴェ、エルファティシアのチームがエリゼの依頼や遊撃士達が出した依頼、とある貿易商人が出した依頼を担当、残りのメンバーが残りの依頼を担当し、それぞれの”支援要請”を片付ける為に行動を開始した。
ロイド達がそれぞれの支援要請を片付ける為に動き出したその頃、ガレリア要塞を見学していたリィン達に実地見学の時間が近づいていた………
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