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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第128話
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人物達もディーター市長に続くように建物を見つめ

「―――ご紹介申し上げます。クロスベル市の新市庁舎として。貿易・金融都市クロスベルを象徴する新たなランドマークとして。何よりも、大陸全土の平和と発展に貢献する国際交流センターとして。皆様にお披露目させていただく、大陸史上初の超高層ビルディング―――”オルキスタワー”であります!」

そしてディーター市長が笑顔で叫ぶとシャッターが開かれ、超高層ビル――――”オルキスタワー”が現れ、さらに花火がオルキスタワーの周囲に打ちあがった!



「こ、これが……”オルキスタワー”……!」

「概要は知っていたけどここまで壮麗だったなんて……」

「な、なんだか見てるだけで圧倒されそうですね……」

「こちらの世界は私達の世界と違って科学的な事が特に発展しているとは思っていたけど、まさかここまで高い建物を作るとはね……」

オルキスタワーを見上げたロイド、エリィ、ノエル、エルファティシアは驚き

「ああ……見事としか言いようがないな。」

「これほどの存在感があるビルでしたら、必ずクロスベルの象徴になるでしょうね……」

ヴァイスは静かな笑みを浮かべて呟き、アルは驚きの表情で呟き

「あり得ねぇだろ……どんだけミラがかかってんだよ。」

「フフ、気の遠くなるようなミラが投入されたんだろうねぇ。」

ランディは溜息を吐き、ワジは静かな笑みを浮かべていた。



(いやはや……さすがに度肝を抜かれたねぇ。)

(……技術の進歩というのは凄まじいものだな……)

一方オリヴァルト皇子は驚きの表情でオルキスタワーを見上げ、オリヴァルト皇子の隣にいる黒髪の軍人―――ミュラー少佐は目を伏せて呟いていた。



(……まるでリベル=アークを思い出してしまいますね……)

クローディア姫は懐かしそうな表情でオルキスタワーを見上げ

(ええ……さすがに中枢棟(アクシスピラー)ほどの高さではありませんが……)

クローディア姫の隣にいるユリア准佐は静かな笑みを浮かべて頷いた。



(うむ!見事じゃ!まさかこれほど見事な建物を建造するとは……我等メンフィルも負けていられんな!オルキスタワーに負けぬほどの立派な城を建てねばな!)

(もう、ミルス城だって威厳があって立派じゃない……)

目を輝かせてオルキスタワーを見つめるリフィアの発言を聞いたエリゼは呆れた表情で指摘し

(クスクス。”平和の象徴”ねぇ?”教団”の裏に隠れていた黒幕である者がよく言えたものだわ。)

(…………………………)

レンは小悪魔な笑みを浮かべた後目を細めてディーター市長や傍にいるディーター市長の娘であり、市長を務めている影響で多忙のディータ
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