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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜それぞれの戦い〜中篇
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人の血をひいているだけあって、凄く似ていますね。」

「そうかな〜?そういうセティ姉さんだって、セラ母さんと凄く似ているじゃない。」

「………加えて工匠として、私達の中で一番実力がありますし、セティ姉様が一番父様に似ているんじゃありませんか?」

「買被り過ぎですよ。貴女達に追い抜かれないよう、必死に勉強しているだけですから。」

シャマーラとエリナに言われたセティは苦笑しながら答えた。

「それにしても………こうして腹違いの娘達が仲良く語り合っているなんて、滅多にはない事でしょうね。」

「そうかな〜?」

唐突に呟いたエリナの言葉を聞いたシャマーラは首を傾げた。

「フフ………それもお父さん達がみんな仲が良いのが影響されているかもしれませんね。……例え半分しか血が繋がっていなくても、2人は私にとって大事な妹ですよ。」

「あたしは今までそんな事、気にした事ないよ〜。セティ姉さんはセティ姉さんだし。」

「全く……貴女には悩みという物がないのですか?………でも、貴女の言う通りですね、シャマーラ。私達は”姉妹”なんですから。」

シャマーラの答えに呆れていたエリナだったが、口元に笑みを浮かべて頷いた。

「さて……そろそろ疲れも取れて来た事でしょうし、戦いを再開しましょうか。」

「は〜い!」

「はい!」

そして3人は再び戦い出した!血は半分しか繋がっていなくとも3人の仲はとても良く、お互いをカバーし合って戦っていた。一方ガプタールに乗ったウィル達はディアーネがいる場所についに降り立った。



〜ディアーネ軍・奥〜



「チッ!後少しでユイドラを滅ぼせたものを……ここに来て援軍だと!?」

ディアーネは今の状況を見て、顔を歪めていた。

「爆散するがよい!」

そこに空よりディアーネに向かって、大量の魔力弾が襲った!

「何!?」

上空からの攻撃にディアーネは驚いたが、攻撃に気付き、その場から回避した!するとウィル達を乗せたガプタールがディアーネの目の前に降り立った!

「なっ………貴様等は!」

ウィル達を見て、ディアーネは驚いた。

「ディアーネよ!約束通り、貴様を下僕にするため、余は参ったぞ!」

「………これ以上お前の好きにはさせないぞ、ディアーネ!」

ガプタールから降りたリフィアとウィルはそれぞれの武器をディアーネに向けて高々と言った。

「フン!そろそろ我自身が動こうと思った所をまさか貴様等自身が来るとはな………ちょうどいい!貴様等をここで滅しれば、ユイドラの愚かな人間達も諦めるだろう!」

ディアーネは鼻をならして、異空間より魔槍を取り出して、ウィル達に向けた!



「ウィルはやらせん。それが
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