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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter52
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胡桃も久しぶりの家族との再開なんだ…そっとしておこう…俺は硲さんのところにいくけどみんなは自由に行動してくれ」

「うん、わかった、私もお母さんのところにいきたいから…」

そういって各自別々の行動をして俺は硲さんがいるであろう応援室にやってきた。

「硲さん、雄也です、居ますか?」

「ん?雄也くんか?入ってきてくれ」

応答があったため部屋にはいると資料を読んでいる硲さんがおり俺は硲さんの前にたつ。

「無事に帰ってきてくれたんだな…先ずはその事に嬉しく思うよ」

「ありがとうございます、それで色々と気になることがあるんですけど…」

「やはり、わかるかね…ならばそこら辺の話をしなければな」

そういって資料を机の上に置くと目線を俺に向けて何があったのかを口にする。

「先ずは雄也くんが居なくなってから…また事態が動いた…といっても、あちら側でだ」

あちら側とは管理局のことだろう、いったい何が起きたのだろうか

「ランダル本社でクーデターが起きた…が結果はクーデターはならずクーデター首謀者であった主格はほとんどが粛清されたらしい」

「クーデター…なるほど、それで賛同していた局員は命辛々ここまで逃げ延びてきたと…」

軽傷重傷とかなりの人数がいるのであろう…だがこれでランダル本社にいる局員もわずかというわけだ

「その局員と一緒にランダルにいた生き残りの研究者や社員も上手く逃げてきた…その中にはランダルの最高責任者…つまり、社長もいた」

「っ!ランダルの社長!?」

「ああ、だが」

ランダルの社長がいることは驚くが何故か硲さんの顔は浮かないかおをしていた。

「彼の命はもう…残り少ない…」

「っ!!」

硲さんの言葉から浮かないかおをしていた理由を読み取った…そういうことか…だから硲さんは…


「…君が帰ってきて本当によかった…彼は君に伝えたいことがあるらしい…」

「俺に?それでランダルの社長さんの名前を教えてくれませんか?」

「彼というのも失礼だね、彼の名前は…○○○○だ」

…え?

「…本当なんですか…それ…」

「………ああ」

嘘だろ…こんな…ことってあるのかよ…

「…受け止められるかは…信じてもらうしかない」

「…はい…取り合えず俺と一緒に来たみんなを集めてほしいです」

そうして、話し合いの末に会いに行くために応援室から出て保健室がある場所そこにランダルの社長がいるらしい

「ゆうくん!」

保健室で待っていると悠里を始めとしたみんながやってきた、自衛隊にいきなり保健室に来てくれと言われたのだ、その顔には戸惑いの顔が見える。

「ごめん、家族との再会だったのに…こっちも時間がなかったか
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