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Eipic1-E移ろいゆく季節〜Determination of Testarossa〜
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もの穴――カメラレンズが付いてる。口の部分は上顎と下顎が開閉式みたいで、半開きになってる人の口や歯が見えてる。

「なんだ・・・こいつらは・・・!?」

「コイツらもプライソンの兵器です!」

チンクは問答無用で“スティンガー”をその黒い人たちに投擲。黒い人たちは、前腕部分に装着してる装甲から剣を出して“スティンガー”を迎撃するんだけど、触れた瞬間にチンクが「無駄だ!」そう言って、“スティンガー”を爆発させた。
チンクは、触れた金属を爆発物に変化させるスキルを持ってる。そのスキルで“スティンガー”を爆発物に変えて、チンクは攻撃する。だけど、それは魔法じゃないから非殺傷設定は無い。だから黒い人たちは爆発に呑まれて・・・死んだ。

「チンク! 何やっているの!?」

「いくらなんでも殺すのはダメだぞ!」

私とクロノでそう注意するけど、チンクは廊下を進みながら“スティンガー”を投げては黒い人たちを攻撃して、爆破させて殺害。戦争映画みたく色々な物を撒き散らしながら黒い人たちは倒れ伏していく。

「チンク!」

「安心しろ! 連中はすでに死んでいる! 人間の死体をベースに改造して造られたサイボーグ! コードネーム、LAS・・・Livingdead Arms Soldier!」

――ランブルデトネイター・オーバーデトネイション――

チンクの側に10本の“スティンガー”が展開されて、廊下の先からこちらに向かって突撃して来る黒い人たちに向かって発射した。そして指をパチンと鳴らして一斉に爆破させて一掃した。

「人道を大きく外れた禁忌の存在だ。死してなお辱められる哀れな亡者。ここで弔ってやるのが救いだ」

「死体を改造するなんてそんな・・・」

「プライソン。そこまでの外道だったとは・・・!」

「絶対に捕まえよう、フェイト・・・!」

「うん!」

そうして私たちはチンクの先導で甲板まで戻って来られた。そこでセイン、手錠とバインドで拘束されてるプロフェッサーと合流した。セインと手を振り合っていると、『クロノ君、フェイトちゃん、アリシアちゃん。アルフ!』AMFの効果範囲から出られたことで、涙声なエイミィからの通信が入った。

『良かったわ。突然通信が切れるから、何かあったのかと思ったわ』

「AMFを艦内全域に発動されてしまいました。失態です」

『いいえ。無事で良かったわ。さぁ、プロフェッサー・ヘンリーを連行して、本局へ戻りましょう』

それから私たちだけでアースラへと帰還。セインとチンクとトーレは、プライソンが造ったって言うあの女性の捕獲と、拉致された子供2人の救出が任務だということもあって、艦に残ることになった。
緊急任務を無事にとは言えないけど終えた私たちの乗るアースラは再び本局
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