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Eipic1-E移ろいゆく季節〜Determination of Testarossa〜
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た。だけそれまでに多くに人が殺された。残る生命反応はわたし達を除外しての下層2人、それプラスに2人の4人。そう。わたし達は今、下層階に来てる。

「ま、待ってくれ! お前たちの施設から子供を拉致したことは詫びる! し、知らなかったのだ! プライソンの研究材料が集められた屋敷だったなんて!」

「父プライソンは大変お怒りなんですよ。謝罪だけで済ますような方ではありませんもの。だから娘である私に、あなた達の殲滅を命じたのですよ」

「ひぃ! だ、誰かぁぁぁーーーー!」

ある部屋の中から聞こえてきたしわがれた声と、若い女の人の声による会話。その内容だけで、今回の連続殺人事件の全容が判った。プロフェッサーが、わたし達の追うプライソンが研究で使おうとしてた子供たちの収容所(この時点で怒髪天だよ)から、子供たちを拉致したってこと。
それを知ったプライソンが、娘って言う女の人に指示を出してプロフェッサー一味の殲滅を命じて、こんな事態になっちゃってるってこと。それと同時に、今この艦の中には拉致された子供が居るってことも判った。

「突入するぞ・・・!」

「「了解!」」「おう!」

クロノの合図で、わたし達は一斉に会話が漏れ聞こえてくる部屋へと突入した。まずアルフが木製の扉を蹴破って、「一切の行動を取るな!」クロノが“デュランダル”を室内に向けて、最後にわたしとフェイトで「チェーンバインド!」を発動、プロフェッサーらしきお爺さんと、女子高校生みたいな女の人を拘束する。

「だ、誰だ!? い、いや、そんなことはどうだっていい! 頼む、助けてくれ!」

「あらあら。どちら様?」

全く違うリアクション。プロフェッサーは恐怖からか真っ青で、女の人は余裕に満ちてる。

「時空管理局、クロノ・ハラオウン執務官だ。プロフェッサー・ヘンリー。僕たちがここに来た理由は話さなくても解るな? そして、広域次元犯罪者プライソンの関係者。君からも事情を窺おう。ここまでに見てきた死体についてなどをだ」

クロノがそう告げるとプロフェッサーは「判った! 何でも話す! だから助けてくれ!」必死に命乞いをしてきた。これまでに何人も子供を殺しておいて・・・。でも管理局員としてわたしは、わたし達は、どんな不条理でも理不尽でも、アイツを助けなきゃいけない。

「困るなぁ。邪魔されるのは・・・。あぁ、そうだ。こうすればいいんだ」

女の人がコントロールパネルのようなモニターを展開したと思えば、「よいしょっ」そんな掛け声を発するとフェイトのバインドを粉々に砕いた。ブレイク魔法なんて使われてないのは確か。今のは間違いなく単純な筋力だけでバインドを破壊したんだ。

「動くな!」

クロノから停止勧告を受けても「その指示には応えられないから、ゴメンね」軽
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