第106話(序章終了、1章開始)
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無駄です!」
「!?」
リースのクラフト―――アークフェンサーによって砲口にショックが与えられ、そのショックによって砲口に溜め込んであったエネルギーが爆発してGーアパッシュは怯み
「これで終わりだ!おぉぉぉぉぉぉ……!タイガー―――チャージ!!」
その隙を逃さないフレンがGーアパッシュに詰め寄ってトンファーによる猛連撃を叩き込んだ後虎のエネルギーと共に突撃し、フレンのSクラフトによる最後の一撃で海までふっ飛ばされたGーアパッシュは爆発を起こしながら海の底に沈んだ!
「ば、馬鹿なあああっ!?お、おのれ………せっかくの僕専用機体をッ!」
自分専用の人形兵器が破壊された事に信じられない表情で叫んだギルバートはケビン達を睨んだ。
「まさかあんな隠し玉を用意してたなんてな………」
「まあ、”執行者”の連中が連れていた人形兵器と比べれば大した事はなかったがな。」
一方ケビンとフレンは冷静な様子で呟いてリース達と共に武器を収めた。
「それにしても、リース。なかなか見事な腕前やんか?」
「まだまだ修行の身。………姉様の足元にも及んでいない。」
「…………そっか……………はは………ま、それはオレも同じや。」
「……………ケビン……その……………」
「…………(二人とも、辛い思いをさせてごめんなさい………いつか”ルフィナ”として二人に会いに行くから……その時までは………)」
「……………」
意味ありげな様子を見せるケビンとリースを辛そうな表情で見つめているアーシアに気づいたフレンは重々しい様子を纏って黙り込んでいた。
「さてと――」
そして気を取り直したケビンはギルバートに近づいた。
「カードも尽きたみたいやしそろそろ仕舞にしようや。ええ子にしとったら兵士さんに突き出すだけで勘弁しといたるで?」
「…………………………」
「こ、この僕を王国軍に引き渡すつもりか!?」
自分が聞きたかった事を聞けなかったリースはその様子を静かに見つめ、ギルバートは慌てた様子で尋ねた。
「ご希望とあらばこのままアルテリアに連行したってええけどな。―――ただしその場合、身の保障はできへんで?」
「ひっ………」
冷笑を浮かべてケビンはギルバートに忠告し、ケビンの冷笑による忠告にギルバートが悲鳴を上げたその時、大聖堂で聞こえた何かの音がケビン達に聞こえた!
「くっ………」
「ま、また………」
「何かの音が一瞬聞こえてきたが……」
「一体何なの、今の音は……?」
何かの音を聞いたケビンとリースは戸惑い、フレンとアーシアは周りを見回して不思議そうな表情をした。
「な、なんだ………今のは………?」
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