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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第104話
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ない………だって導力反応が完全に消えていたのよ!?なのに、どうして………」

「……………………決まり、ですね。」

「ああ………」

今まで沈黙していたアーティファクトが起動した事にエリカとシード中佐が驚いている中、冷静な表情をしていたリースの言葉に頷いたケビンはアーティファクトが置かれてある台座に近づいた。



「立方体のアーティファクト………今まで見たことも聞いたこともないタイプや。あえて呼ぶとしたら”方石”といったとこか。」

そしてケビンがアーティファクト――”方石”を手に取ると輝いていた光は収まった。

「あ………」

「…………………シード中佐………それにエリカ・ラッセル博士。盟約に従い、星杯騎士団、ケビン・グラハムの名において当古代遺物(アーティファクト)を回収させてもらいます。お二方、ならびに関係者の方々の誠意ある対応に感謝しますわ。」

その後ケビンはエリカ達を見送った後、リースと共に大聖堂を出た。
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