第18話
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せないけど、少なくとも魔力か闘気………どちらかを込めれば武器に込められている属性を呼び起こせるわ。)
「そっか、ありがとう、ニル!」
「おい、エステル!さっきからそこに突っ立ているようだが、何をしているんだ!戦闘中だぞ!!」
エステルがニルにお礼を言ったその時、ニルと念話をしていた事がわからないアガットはエステルを注意した。
「ごめん、アガット!ミントの剣が簡単に通った事をニルに聞いていたんだ!」
「ハァ?誰だそれ??」
「もしかして………念話で聞いていたんですか!?」
ニルの存在を知らないアガットは首を傾げ、クロ―ゼは察しがついて尋ねた。
「うん。ミントの剣には霧を振り払う光の魔術が込められているからああいった魔獣にも効くみたいだって!」
「ミントの剣、そんな効果があったんだ!」
「フム。ならばミント君をサポートする形でいいかな?」
エステルの説明にミントは驚き、オリビエは感心した後尋ねた。
「ううん。それよりいいやり方があるわ!アガット!クロ―ゼ!2人ともクーデター事件の時以降、武器を変えていないよね?」
「ええ。私はエステルさん達みたいに、普段から戦う訳でもないので………」
「俺もだ。この剣、思った以上に使いやすい上威力があるからそのまま使っている。」
エステルの質問にクロ―ゼとアガットは戸惑いながら答えた。
「そっか。ニルが言ってたんだけど、2人の剣もミントと同じ魔術効果を込められている剣だから、闘気や魔力とか込めたらその剣に込められている属性が発揮するんだって!」
「ほお………確か、これを買った時、あの商人がこの剣の名前を言ってたな………『火炎剣ルバニオン』って。………だったら、炎か!オラァッ!!燃えやがれ!!」
エステルの説明を聞いたアガットは自分の得物である両手剣に炎をイメージして、闘気を流し込んだ!すると両手剣がうっすらと赤く輝いた!
「せいやっ!!」
そしてアガットは敵の一匹に襲いかかって攻撃した!すると敵は燃えながら消滅した。
「へっ………普段の攻撃と比べると、少し疲労が多いが大したことねえな。こんな効果があるとは思わなかったな。あの商人………見た目に反して、いい物を売ってやがるな。」
敵を倒し、アガットは自分の持っている両手剣を見て不敵に笑った。
「あの………エステルさん。私の持っているレイピアは何の属性が込められているのですか?」
そしてミントやオリビエが魔獣を相手にしている間にクロ―ゼも自分が持っているレイピアが気になり、エステルに尋ねた。
「へっ!?ちょっと待って!(ニル、クロ―ゼの持っているレイピアには何の属性が込められているの?)」
クロ―ゼに尋ねられたエステルは
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