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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
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とって話が合う人物がクロスベルにいるだろう?」
オリヴァルト皇子の言葉を聞いた軍人は静かな笑みを浮かべてオリヴァルト皇子に言い
「話が合う人物……ああ、ヴァイスか。いや〜……彼の事を知った時は驚いたねぇ。しかもあの宰相殿の謀略すらも利用した挙句反撃ができるとんでもない人物達―――”六銃士”という心強い仲間までいるし。
女神
(
エイドス
)
も中々面白い奇蹟を起こしてくれたものだね♪………おっと。この場合はエステル君が起こしたと言うべきかな?」
「……おい。”彼女”の最高機密をみだりに口にするのは止めておけ。」
嬉しそう表情で言ったオリヴァルト皇子の言葉を聞いた軍人は真剣な表情でオリヴァルト皇子を見つめて忠告した。
「おっと、そうだったね。フフ、しかしヴァイスがいるなら、彼と共に最先端のアーバンリゾートで満喫しながらリゾートで解法的になっているレディ達と仲良くするのもいいね。あ、キミと准佐殿の逢引を邪魔するつもりはないから安心してくれたまえ♪何だったら噂のテーマパークでデートしてきたらどうだい?」
「―――余計なお世話だ、阿呆。しかし、いつも以上に下らん戯言が多いようだが。……まさか良からぬ事を考えてるんじゃないだろうな?」
「ギクッ……ハハハ、ヤダナア。ソンナワケナイジャナイカ。」
軍人に睨まれたオリヴァルト皇子は片言で答えた。
(……明日は首に縄でも付けておくか。)
一方オリヴァルト皇子の反応を見た軍人は考え込んでいた。
「―――まあ多分、これが最後の外遊になるだろう。宰相殿の狙いを探りつつ、大陸全土の動向も見極める……相変わらず苦労をかけるけどよろしく頼むよ―――親友。」
「フッ、無論だ。―――それよりプリネ姫達の件は本当によかったのか?」
そして真面目な表情で言ったオリヴァルト皇子の言葉に軍人は静かな笑みを浮かべて答えた後すぐに表情を引き締めて尋ねた。
「プリネ姫達の……?ああ、あの件か。いや〜、最初に聞いた時は驚いたね〜。フフ、こんな形で”Z組”が”彼ら”と関わるなんてね。」
「……そうは言うが、状況から考えて二人は”Z組”のクラスメイトとして実習に赴くのではなく、メンフィル帝国の思惑で実習に赴くとしか考えられんぞ。」
静かな笑みを浮かべているオリヴァルト皇子を見た軍人は真剣な表情で忠告した。
「まあいいじゃないか。二人とレーヴェ君だけがクロスベルで”特別実習”をする真の理由についてはクロスベルで直接会って説明してもらう事になっているんだし。」
「そうだったな……しかしナイトハルト少佐の話では”剣帝”―――いやメンフィルが”六銃士”の動きについて何か知っている事を考えると”六銃士”とメンフィルが何らかの仕掛けをしてくる可能
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