外伝〜オーバルギア開発計画〜中篇(後半)
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
らい自覚しておきなさいよ………!」
目を妖しく光らせてアガットを睨んだ!
(な、何なんだコイツ………?目がまともじゃねえぞ………)
エリカに睨まれたアガットは戸惑った。
「……いいこと?耳の穴かっぽじって聞きなさい。この依頼はね、オーバルギアと貴方を比較して、機体性能を調べるためのものなの。……つまり、貴方はオーバルギアの改良に貢献するのよ!ふふ、そうすれば貴方の罪も………」
「……何をワケのわかんねぇ事を………いいか、依頼ってのはな、本当に困ってるやつが出すもんだ。……遊撃士は便利屋じゃねぇ。あんたみてえな冷やかしに付き合ってるヒマはねーんだよ。」
エリカの説明を聞いたアガットは溜息を吐いた後、呆れた表情で説明した。しかし
「……………クスッ…………あらあら、恐いのかしら〜?アリシア女王陛下の温情によって王国軍に新たに結成された”特務部”の責任者に任命された”剣帝”に一人で無謀に挑むような男が。」
「………………ぁあ?………ってか、何でアンタが奴の事を知っているんだよ?奴の処遇について知っている奴らは限られているはずなのに………」
エリカの挑発を聞いたアガットはエリカと睨み合い、言い合いを始めたその時、ティータが入って来た。
「ティータ………?」
ティータに気づいたアガットは呆け
「あ、アガットさん………!?それにお母さ………」
ティータは驚いた後、エリカに気付いたが、エリカがティータの前に立ち
「そうそう……もう一つ言っておかなくちゃ………私のティータの半径100セルジュ以内に近づくな!!わかったな、この身の程知らずが!」
アガットを睨んで怒鳴った!
「お、おいちょっと待てや………」
エリカに怒鳴られたアガットは戸惑いながら尋ねようとしたが、エリカは電光石火の速さでティータを連れてどこかに去った。
「お、おいっ………?何だったんだ、あいつ………?それにティータを連れて行きやがったが………まさかあのチビスケ、どっかの危ないヤツに攫われやがったか………!?」
我に返ったアガットはティータが何かの事件に巻き込まれたと思い、血相を変えた。
「その心配はないわ。」
しかしその時、その様子を黙って見守っていたキリカが声をかけた。
「……キリカ、いたのかよ。」
キリカに気づいたアガットは驚いた後、受付に近づいた。
「彼女はエリカ・ラッセル。ティータの母親よ。」
「………母親………?アイツが、ティータの?…………はあっ…………!?」
キリカの説明を聞いたアガットは呆けた後、声を上げて驚いた。
「数週間ほど前かしら、あの子の両親が帰国したのよ。ダン・ラッセル氏とエリカ・ラッセル博士
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ