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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
外伝〜オーバルギア開発計画〜中篇(前半)
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憩しよう………もう3日も働き詰めじゃないか。」

「お、お母さぁん………どうしてそんなに元気なの?」

「もう、2人とも何へばってんのよ!開発の醍醐味はここからじゃない!……特にティータ!!」

疲労感を見せているダンとティータにエリカは近づき、ティータに視線を向けて声をあげた。

「ふ、ふえっ………!?」

「今回の試作機は座席が小さくてあなたしか乗れないんだから。実験にも最後まで付き合ってもらうわよ!」

「う、うんわかってる………でも、ちょっとだけ寝かせて………」

エリカの言葉に頷いたティータは地面に座りながら眠り始めた。



「ま、しょうがないわね。こんな状態でミスられても困るし、起動実験は明日に回しましょうか。」

「ティータはよくやったと思うよ。ベテランの技術者でも、エリカさんのペースにはついていけないからね。」

「あ〜ら、失礼ね。私はそんな体力バカのつもりはないけど。ええっと……28日の金曜日、起動実験………っと。」

「ん、んんん………お、お母さん………もしかして、明日って金曜日!?」

二人の会話を聞いてある事に気づいて目が覚めたティータは嬉しそうな表情で尋ねた。

「え、ええ。そうだけど………?」

「大変、お料理しなくっちゃ!」

エリカの言葉を聞いたティータはどこかに向かって走り出した。その様子を見たエリカとダンは首を傾げているとティータは実験室にエレベーターで降りて来たラッセル博士と鉢合わせした。



「おやティータ、どうしたんじゃ?」

「あ、お祖父ちゃん。明日は月末の金曜日だよ。」

「ああ、そうか……アガットの奴が来る日じゃったの。」

「うんっ、今日のうちにお料理の下準備をしとかないと。」

「そうじゃのー、ワシからのリクエストは………」

ラッセル博士と嬉しそうな表情でティータが会話をしていたその時、空気が凍った!

「アガット……?」

「えっと……『月末の金曜日』とか聞こえましたけど……」

ティータ達の会話を聞いていたエリカは凄味のある笑顔で呟き、ダンは戸惑いながらエリカと共に2人に近づいて尋ねた。



「……あ、そっか。お父さんとお母さんはアガットさんに会うのは初めてだよね。えへへ、アガットさん月に一度は家に来てくれるんだよ。それでね……」

事情がわかっていない2人にティータは嬉しそうな表情で説明をしていたその時

「あがっとサンガ来ル日……ウフフ、丁度起動実験の日だったなんてね。………彼も運がいいわ。アハハハハハ!!」

エリカは笑顔で呟き、そして声を上げて笑った!

「えっと………お母さん??」

「ああ、ティータ。実はエリカさん、その………」

エリカの様子に首を
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