第11話
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「やめなさいって……。武術大会の時に対戦したけど、結構心を入れ替えてたみたいよ?」
「フン……どうだかな。」
エステルに注意されたアガットは鼻をならした。
「まあまあ、穏便に頼むよ。そして最後の目撃者は……マーシア孤児院の子供たちさ。」
「えっ……クラムたちが!?」
ジャンの説明を聞いたミントは驚いた。
「ああ、テレサ院長が代わりに連絡してくれたんだ。ちなみに、マーシア孤児院は先日、建て直されたばかりでね。テレサ院長の希望もあってほぼ前と同じ形になったそうだ。」
「そうなんだ……良かった。院長先生と子供たちには挨拶に行くつもりだったし。お祝いがてら話を聞きに行ってみようかな。」
「ミントも勿論行く!」
エステルの言葉を聞いたミントははしゃぎながら言った。
「よろしく頼むよ。ただ、言った通り、緊急じゃないから後回しにしてくれても全然構わない。掲示板には他の仕事もあるからそちらをチェックしておくといい。3件の目撃情報を確かめたらここに戻ってまとめて報告してくれ。集まった情報を検討してみよう。」
その後エステルとアガットは近くにいるレイヴン達に聞き込みをするために港の倉庫に向かった。また、ミントは一人で仕事を少しでもかたずける事と関所の兵士から話を聞くために一端別行動にした…………
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