外伝〜祝賀会の夜〜後篇
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っとね……活を入れられた、のかな。」
「そ、そうなんだ。ふーん………」
(……この5年間、エステルは僕の事を信じてくれていた。僕も………僕もエステルの事を、同じように信じているから………)
「……活??」
優しげな微笑みを浮かべて考え込んでいるヨシュアに気づかず、クローゼの行動を考え込んでいたエステルは我に返ると驚いた表情で振り返ってヨシュアを見つめた。
「……エステル。君に……聞いて欲しいことがあるんだ。」
「……え………………うん、なに?」
ヨシュアの言葉に驚いたエステルだったがすぐに気を取り直して優しい微笑みを浮かべて訊ねた。
「うん……実はね……」
ヨシュアが答えようとしたその時、何かが上がる音がして、二人が空を見上げると、夜空を輝かすかのように花火が連発していた。
「わあ……綺麗……!」
エステルがはしゃいでいる中、また新たな花火が夜空に打ち上げられた。
「あ、ほらまた……」
エステルは次々と打ちあがる花火にはしゃいでいた。そして花火が終わった頃にヨシュアは口を開いてこれからの自分の事をエステルに伝え始めた。
――……あのね、エステル…………………――
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