第2話
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の狙いはそこにもあったのだろうが……。今度こそ、俺はお前のことをロクに手助けもできんだろう。それでも、決意は変わらないか?」
「……うん。あたし、まだまだ未熟だけど、それしか方法はなさそうだから……。だからあたし、やってみる。『身喰らう蛇』の陰謀を阻止してきっとヨシュアを連れ戻してみせる!」
「ミントもママと一緒にヨシュアさんを連れ戻すお手伝いをする!」
カシウスに尋ねられたエステルは胸を張って答え、ミントも続いた。
(私達の事も忘れないでよ?エステル。)
「精一杯エステルさんがヨシュアさんと再会できるように、私も頑張ります!」
(……お前がそう決めたのなら、我等は全力でお前をサポートしよう。……それが我等の役目だ。)
「短期間でよく立ち直ったわね、エステル………貴女を”守護”する者として、誇らしいわ。」
「みんな……ありがとう!」
ミントやパズモ達の協力の言葉を受けたエステルはミント達にお礼を言った。
「そうか……。ならば何も言うことはない。遊撃士として……それから1人の女として。お前は、お前の道を行くといい。」
「……父さん……」
そしてエステルはカシウスに抱きついた。
「あたし……あたし……」
「そうだ……。大事なことを言い忘れていた。」
「え……?」
カシウスの言葉を聞いたエステルは首を傾げた。
「エステル、どうか頼んだぞ。ヨシュアを―――あの馬鹿息子を連れ戻してくれ。」
「……あ…………。うん……わかった……。またこの家で……みんなで一緒に暮らすためにも……。絶対にヨシュアを連れ戻すから……!」
こうしてエステルはヨシュアを連れ戻す決意をした……………!
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