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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜”剣聖”カシウス・ブライト〜
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「フフ、だって肝心な時はいつも守ってくれる大好きな兄様だもの。……でも、今回の場合は”不運”としか言いようがないわね……」

その様子を見守っていたリフィアは感心し、エリゼは微笑んだ後苦笑した。



「ほう。サラやプリネ姫、ツーヤと”剣帝”は予想していたが、更に二人残ったか。さてと。――――”準備運動”は終わりでここからが”本番”だ。はあぁぁぁぁーっ!ふんっ!」

リィンとラウラを見て目を丸くしたカシウスは体内の気を瞬時に爆発的に練り上げ、身体能力を大幅に上昇させる気功技――――麒麟功で自身の身体能力を上昇させた!



「フッ、どうやら”白面”は”剣聖”の強さを全く推し量れてなかったようだな……!オォォォォォォ……………!!」

気功技を使って更に膨大な闘気を纏い始めているカシウスを見たレーヴェは不敵な笑みを浮かべた後空気が震えるほどの凄まじい闘気を纏い

「とてもあたし達と同じ人間とは思えないくらい強すぎよ……(いかづち)よ……あたしに力をっ!!」

サラ教官は苦笑した後雷を自らに纏って身体能力を上昇させる気功技―――雷神功で自身の身体能力を上昇させ

「ツーヤ!まだ戦闘が続行な人達の傷を回復するわよ!―――闇の息吹!!」

「はいっ!癒しの雨よ!―――ヒールレイン!!」

プリネとツーヤはそれぞれ治癒魔術で戦闘続行が可能な仲間達の傷を回復し

「せめて一太刀は浴びせてみせる……!スゥゥゥゥ……ハッ!!」

「フフ、本来の得物でもないのにこの強さ……さすがです。コォォォォ……ハッ!!」

リィンとラウラもそれぞれ闘志を高めた後それぞれの気功技で自身の身体能力を上昇させた!



多くの仲間達を戦闘不能にされたリィン達は闘志を揺るがす事無く、再びカシウスに挑み始めた!

「疾風突!―――エクスヴェングス!!」

カシウスとの戦闘を再開したレーヴェは常人には決して見えないスピードでカシウスに詰め寄った後高速剣を放ったが

「まだまだ――ッ!!」

カシウスは棒を自分の前で高速に振り回して高速剣技を全て防ぎ

「次はこちらの番だ!そら!そら!そら!」

「何……ッ!?」

目にも見えない連続突きをレーヴェに放ち、レーヴェは剣で攻撃を捌いていたがいくつかは見切れず、身体にカシウスの強烈な一撃を受けて表情を歪め

「どりゃあっ!!」

「クッ!?」

最後に放ったカシウスの薙ぎ払いを剣で防御すると剣から伝わってくる凄まじい衝撃によって後ろへと吹っ飛ばされた!



「はあっ!!」

レーヴェにクラフト―――百烈撃を放って吹っ飛ばしたカシウスはツーヤとプリネに向かってクラフト―――裂甲断を放ち

「「!!」
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