第91話
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」
エステルに睨まれたバルバトスは凶悪な笑みを浮かべてエステル達を見回した後斧を構えて気絶しているヴァルターに視線を向けた。
「!?ヴァルターに何をするつもりだ!?」
「怒りと憎しみに満ちた僕達を倒す………――――!!バルバトス、まさか貴様……!」
バルバトスの行動を見たジンは血相を変え、バルバトスの言動と今の状況を重ね合わせてバルバトスが何をしようとしているのか察したリオンがバルバトスを睨んだその時!
「―――俺と闘う資格を失った貴様はこの俺の為に死ね。」
バルバトスが斧をヴァルターに叩き込むとヴァルターは一瞬ビクンと体を震わせた後2度と動かなくなり、
やがてヴァルターから大量の血があふれ出始め、瞬く間にヴァルターの周りは血の海になった!
「ヴァルター――――――ッ!!」
「なんちゅうことを………!」
「あ、あ、あんた…………何をやってんのよおおおっ!」
それを見たジンは声を上げ、ケビンは真剣な表情で声を上げ、一瞬呆けたエステルは怒りの表情でバルバトスを睨んだ。
「そうだ、その目だ!成長した貴様らが怒り、そして憎しむ……そんな貴様らを俺は待ち望んでいた!それでこそ殺しがいがあるというもの!」
「僕達に自分に対する怒りや憎しみを抱かせる為だけに貴方は僕達の仲間のジンさんと縁があるヴァルターを殺したのか………!」
「………ッ……!」
「貴方だけは絶対に許さない……!」
凶悪な笑みを浮かべて声を上げたバルバトスの話を聞いたヨシュアやジン、ソフィはバルバトスを怒りの表情で睨み
「―――これ以上貴様の犠牲になる者達を無くす為にも貴様をここで討つ。この浮遊都市が貴様の墓場だ。今度こそ死ね、バルバトス……!」
リオンは冷静な様子で武器を構えてエステル達と共にバルバトスとの戦闘を開始した!
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