最終話(終章終了。SC篇に続く)
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一方その頃、大使館に戻ったリフィアはリウイにある事を言ってリウイを驚かせた。
「ユイドラに行く……だと?帰って来て早々いきなり何故、そんな事を言う。」
「エステルにこの剣の修復を頼まれたからな!ウィルなら見事、この剣やプリネがテレサ殿からもらった刀を見事な武器に鍛え直せるだろうから、ウィルにこの剣の事を依頼するためにユイドラに行くのだ!もちろん、プリネやエヴリーヌ達も連れて行く!」
「………依頼をするだけなら、以前のようにその武器と報酬を送ればいいだけではないのか?」
リフィアの説明を聞いたリウイは尋ねた。
「余が久しぶりにウィル自身に会いたいのだ!結婚をし、ハーフエルフの娘も産まれているようだからな!短い間だったが、あ奴とは戦友!戦友としていつか祝福をしようと思っていたから、ちょうどいい機会なのだ!」
「………プリネ達にも話したのか?」
リフィアの様子から止めても無駄に感じたリウイは溜息を吐いた後、尋ねた。
「うむ!プリネがどうしてもリウイに話しておけと言うから、今話しているのだ!それとレンやイリーナもつれて行くぞ?」
「…………待て。レンはともかく、なぜイリーナまで連れて行く?」
リフィアの説明を聞いたリウイは驚いた後尋ねた。
「何を言っておる?イリーナは見習いとはいえ、プリネの専属侍女だぞ?連れて行って当然だろう!……それにもしかしたら、魂が目覚めるきっかけができるかもしれんしな!」
「魂が目覚めるきっかけ……………まさか。”姫将軍”と会わせるつもりか!?」
リフィアの言葉を聞いたリウイは考えた後、リフィアがしようとした事が思い当たり、驚いて尋ねた。
「うむ!セリカやマリーニャに会うためにレウィニアにもよろうと思っていたしな!プリネ達にも広い世界を見せれる上、”イリーナ”が”イリーナ様”になるきっかけも作れる!まさに一石二鳥だろう!」
驚いているリウイにリフィアは胸を張って答えた。
「……………………………」
リフィアの話を聞き終えたリウイは言葉をなくし、そしてその場で両目を閉じて考えた後、やがて両目を開き答えた。
「いいだろう。………ただし俺達もついて行くぞ。」
「ほう?こちらの世界の政務はよいのか?」
リウイの以外な答えに驚いたリフィアは尋ねた。
「………数ヵ月後に行われるグランセルで開かれる『不戦条約』についての会談にシルヴァン達が参加するつもりでな。……そろそろこちらの政務をやらせて、こちらの実際の状況を知って貰おうと思っていた所だ。今までは報告を見るだけだったしな。」
「なるほど。しかし本国のほうはよいのか?」
「そこは心配ない。シルヴァンは城で両方の政務
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