第120話
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いたらあっという間に抜かれるわよ♪」
「そんな事ないもん!見てなさいミント!あっという間にA級になって、驚かせてやるんだから〜!」
シェラザードにからかわれたエステルはミントを見て、言った。
「うん!その時を楽しみに待っているね、ママ!」
エステルに言われたミントは可愛らしい笑顔を見せて言った。
「さて………ミントさん。」
「はい!」
エルナンに呼ばれたミントはエルナンの方に体を向けた。
「ミント・ブライト。本日14:00を持って貴殿を準遊撃士に任命する。以後は協会の一員として人々の暮らしと平和を守るため、そして正義を貫くために働くこと。」
「はい!」
そしてミントはエルナンから準遊撃士の紋章と遊撃士手帳を受け取った。
「……順番が逆になるのですが、近い内、必ず短期間で終わらせる集中的な研修を受けてもらいますね。エステルさん達の仕事を手伝っていたので問題はないと思うのですが、念の為に受けてもらいます。」
「はーい!」
エルナンに言われたミントは元気良く返事をした。
「おめでとう、ミントちゃん!あたしもミントちゃんに追いつくよう、一杯頑張るね!」
「えへへ、ありがとう、ツーヤちゃん!ツーヤちゃんも早くプリネさんの騎士になれるよう、応援しているね!」
ツーヤに祝福されたミントはお礼を言った。
「ふわあ〜……こんな可愛い娘が後輩になるなんて………ミントちゃん、よかったら私が何でも教えるよ!」
「ダ、ダメよ〜!それはミントのお母さんであるあたしの役目なんだから!」
アネラスはミントが準遊撃士になった事に喜んだ後、ミントに遊撃士の事を尋ねるよう言い、その様子を見たエステルは焦って言った。
「やれやれ……まさかこんなガキが16歳とはな………そっちのチビといい、”闇夜の眷属”ってのは一体どういう育ち方をしているんだ?」
アガットは呆れながら言った後、リフィアを見た。
「今、誰を見て言った!もう一度言ってみろ!」
見られたリフィアは杖を出して、アガットを睨んだ。
「お、お姉様!抑えて下さい。せっかくのめでたい日なのですから………エヴリーヌお姉様も手伝って下さい!」
「はいはい。」
怒っているリフィアを見て慌てたプリネはエヴリーヌと一緒にリフィアを宥めていた。
「これからは”パートナー”として、家族として、そして同僚としてよろしくね、ミント!」
「うん!」
一方エステルはミントと和やかな雰囲気を作っていた。
その後、カシウスを加えたエステル達は城への道に歩きながらクーデター事件の事後などを話していた。また、ミントは今日別れる事になるツーヤと最
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