第115話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
(ん〜………この娘にシェラを会わせたら、どういう反応をするのかしら……?)
カーリアンは機械好きのティータを見て、古代の遺産であるシェラと出会った時の反応が気になった。
その後も先を進むと今までとは比べ物にならないくらい強い敵である機械人形達が次々と襲ってきたが、新しい武器の威力や効果、カーリアンやリスティのお陰で難なく倒して行き、どんどん先を進んだ。
〜封印区画・第三層空中回廊〜
エステル達がある程度進むと、前方から聞き覚えのある女性の声が聞こえて来た。
「やはり、ノコノコとやって来ましたわね……」
エステル達が先を急ぐと次へ進む道を守っているカノーネ大尉が自分達を憎々しげに見ていた。
「カノーネ大尉………」
ヨシュアはカノーネの姿を認めると戦闘になると思い気を引き締めた。
「な、なんであんたがこんなところにいるのよ!?空中庭園で気絶してたんじゃ………」
エステルは倒したはずのカノーネがいたのに驚き、思わず本人に聞いた。
「フン、このわたくしがあの程度のことで倒れるものですか。どうやら城は奪われたようですけど……閣下が『輝く環』を手に入れればいつでも取り戻せるというものです。」
エステルの言葉を聞いたカノーネは鼻をならして答えた。
「しつこい女は嫌われるわよ?いい加減、諦めたら?」
「お、お祖父ちゃんを攫って脅した事、許しません!」
シェラザードはカノーネを挑発し、ティータはカノーネを睨んで言った。
「ええい、おだまりなさい!とにかく、リシャール大佐の邪魔だけはさせませんわよ!いでよ!人形ども!」
カノーネが叫ぶと上から2体の大型の機械人形が降って来た。
「わわ………!」
上から降って来た大型の敵にエステルは驚き
「古代の人形を操ったのか……」
大型の機械人形がエステル達だけに敵意を向けているのを見てヨシュアはそう簡単にはカノーネは倒せないと思い気を引き締めた。
「フフ、我らの力を見くびってもらっては困ります。ここの調査を始めてから膨大なデータを集めたわ。このように強力な人形兵器
を操ることも不可能ではありません。」
「よくそんな事をしたわね……下手したら死ぬわよ?」
「リスティ、よくわかんないですけど〜、そういう事はしない方がいいような気がします〜。」
人形兵器を操ることを得意げに話したカノーネにカーリアンは呆れ、リスティも同意した。
「フン、何とでもお言いなさい。それでは………行きますわよ!」
そしてエステル達とカノーネ率いる人形兵器達との戦いが始まった!
「敵将は私とリスティが速攻で
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ